超常事変感想(仮
宇未ちゃんはどんな思いで優壱くんのそばにいたのかとか思うとなんか切なくなってくるんですよね。
だって無能力者初の生徒会で超能力者しかいないあの中でただただ優壱くんが心配だからというそのために超能力者たちの中にいて無能力者に対する心ない声を聞いていたわけで何というか辛いですよね…
しかも優壱くんは宇未ちゃんの方は見ていない(もしくは知っていながら目を背けている)わけなので…
あの方(望海?)の本当の望みが
能力を使えない人でも使えるようにしたい
能力を持つ人の能力を全て消したい(全員無能力にしたい)
能力を持つ人を全て消したい(SENMETSU☆)
なのかわからないので何とも言えないけれど後編を見ない事にはわからないんですよね…
加筆予定
さてどこから話しましょうかねぇ…
能力を持たないものは等しく能力を持つものを憎んでいるかと言ったらそうでもなかったりして
「あの事件(前作の暴走事件)で大切な人が巻き込まれて犠牲になったから能力者は許さない」
という人や
「確かにあの事件があったけれど能力ある無しに関係なく誰かが傷つくのは見たくない」
という人達もいるんですよね
じゃあ能力を持つものはどうかというと
「なんで前に出て戦いたいのにオレの能力はそういう能力じゃないんだ」
という不満や
「不安定な能力だから使い勝手悪いよね」
という不満もあったりするけど
色々思ったのがまねるくんの能力の「見た能力をコピーできる」というものなんだけどオリジナルの技と比べると威力が落ちる事から親から「役立たず」と言われていたんですよね。見た能力をまねできるので「攻守補助なんでもござれでいいよね」でもまねる自身は「でも力は(オリジナルより)劣るんだよ?」だし、作中でも出てきた能力疑似発生装置により余計に「ぼくの能力機械でもできるよね?」になるわけで根本にある
ぼくを認めてよ
は「あなた達能力者にはわからない」とか「あなた達もぼくを必要としないんでしょ?」「役立たずって思ってるんでしょ?」だと思うんですよね。
その心の溝を埋めたのが多分のぞみだったのでしょう。だからのぞみが望んでいることを無理してでも叶えようとした…と思ったわけなんですよね
最後の方でらいとと対峙したときの
「ぼくの居場所を奪わないでよ」
は本心だと思うけど、能力者として力が強いらいとの
「自分の価値は自分で作りやがれ」
と言うのは果たしてまねるの心に届いたのだろうかと思うと届いたとは言い切れないんですよね…悲しいことに…