お酢と腸内細菌、そして伝統製法のバルサミコ酢
お酢は腸内を活性化する!
お酢は有機酸の短鎖脂肪酸のひとつ、酢酸(さくさん)を主成分に腸内でつくられています(発酵される)。オイルにおいては、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸が主成分ですから、お酢とオイルは栄養面で親戚のような関係で、とても相性がよいのです。
短鎖脂肪酸は、酢酸の他にブルーチーズの酸味や香りのもとで、保存料としても使われるプロピオン酸、そしてバターの香りのもとになっている酪酸と主に3つの種類があります。
短鎖脂肪酸は、オリゴ糖類や食物繊維類など消化吸収しにくい難消化性炭水化物が、腸内細菌により難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することによって産生されています。
そして、腸内の蠕動運動を促したり、大腸のエネルギーとなったり、腸内環境にはなくてはならない存在なのです。これが不足すると、感染症にかかりやすくなったり、大腸のバリア機能が低下し、下痢になりやすくなります。
ですから、便通の状態で短鎖脂肪酸が不足なのかがわかります。
こういったことからお酢を摂ることで、腸内環境は活性化されます。オイル同様に、様々な種類があるので、用途別にいくつか常備しておくとよいかもしれません。中には、ドリンクとしてぐびぐびと飲みたい美味しいものがあります❣ 特にお勧めは、バルサミコ酢。その果実感や甘み、旨みは感激する美味しさです。
イタリア伝統製法のバルサミコ酢✵Marchesa(マルケーザ)
日本に輸入されているバルサミコ酢の8割はイタリアのエミリア・ロマーニャ州のモデナという県で生産されたものです。近代的な施設を伴う大きなメーカーがあり、生産量が多いお酢の街です。それに対し、隣接するレッジョ・エミリアという街では、小さなお酢屋さんが立ち並び、古くからの伝統的製法でお酢を製造しています。
マルケーザは、イタリア・レッジョエミリアの秀逸なバルサミコ製造者で、Acetaia Terra Del Tuono社のブランドです。3年もの、5年もの、10年ものなどと種類があって、それぞれに味わい、濃厚さが違っていて、誰もが口にすると、『美味しい!』とときめきを感じるバルサミコ酢です。
なぜそんなに美味しいかというと...
通常の作り方と比較してみるとわかりやすいです。
モデナ地区では原料にワインビネガーを混ぜる作るのに対し、
レッジョ・エミリア地区では伝統的な木樽熟成を守っています。
ブドウ果汁を煮詰めた(濃縮した)もの
『モスト・コット』といいます。
この『モスト・コット』を木樽でゆっくりと発酵させていきます。
原料がブトウ果汁のみの純粋なバルサミコ酢は、この上ない深く
濃厚な味わいが舌にからみ口福感を与えてくれるのです~💖。
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