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静岡市歴史博物館 2月開催イベント情報

静岡市の歴史や文化に関連したイベント情報です。

駿府城公園側の静岡市歴史博物館で2月開催されるイベントを紹介します。
※静岡市歴史博物館からの引用です。

企画展
しずおか別荘ものがたり
2025年1月25日(土)~3月9日(日)
明治より多くの政治家や財界人が別荘を構えた静岡のリゾート、興津・横砂。中でも明治維新政権の元勲井上馨は横砂に長者荘を、首相で元老の西園寺公望は興津に坐漁荘を構え、晩年を過ごしました。井上馨所用の品々や、西園寺公望および別荘旅館水口屋に関わる資料から、別荘の地の歴史をひもときます。(チラシ

企画展関連トーク
【歴史・地域のおはなし】清見寺と西園寺公望
2025年2月8日(土)
政治家西園寺公望は老後の静養のため、興津清見寺町に別荘坐漁荘を建てました。 名刹清見寺にのこされた貴重な資料や、公望の興津での暮らしについて紹介します。
講師:渡辺浜男さん(郷土史家)

【企画展関連講演会】しずおかの別荘と政治家
古くから景勝地として知られた興津地域に別荘を構えた政治家たちと、 彼らの別荘建築についてそれぞれの専門家の視点から学びます。
日時:2025年2月16日(日)13:30~16:00(開場 12:30)
会場:清水ふれあいホール
講師:千葉 功さん(学習院大学文学部教授)
   土屋 和男さん(常葉大学造形学部教授)
申込:申込フォーム

パネル展示
政治家 井上馨と西園寺公望
興津・横砂の地に別荘を構えた井上馨と西園寺公望。二人はどのような政治家だったのでしょうか。政治家としての活躍をわかりやすく紹介します。また坐漁荘の模型もあわせて展示します。
令和7年1月25日(土)〜3月9日(日)


【体験・工作】くるくるまわして、からくりおもちゃ
2025年2月1日(土)・2月16日(日)
紙を折って、絵が変わる六角おもちゃをつくります。 ※画像はイメージです。

【特別イベント】3Dデータでせまる文化財「仏像のヒミツ」体験会
2025年2月2日(日)
静岡県の貴重な文化財の中から、32体の仏像を3Dデータ化しました!
背中や内部の様子など、ふだんは見ることができない仏像の魅力を3D技術で体験します。(スペシャルイベント参加は要申し込み)
<仏像3Dデータ体験メニュー>
ブース1 仏像を3Dデータ化した技術について紹介します
ブース2 3D映像を操作して仏像を探求する体験できます
ブース3 作成した3Dレプリカによるさわれる仏像を展示します

【館長の歴史がたり】江戸の達成 幕末・維新
2025年2月9日(日)
静岡市歴史博物館長による講演会を開催します。江戸時代250年以上の「平和」とともに、武士たちは城に「通勤」する官僚となり、政治の主導権は将軍・藩主から官僚へと移行していきました。また、幕府・維新の政治変革は、主導権を握った中下級武士=官僚が将軍・藩主など上級官僚に代わって直接政治を主導するシステムへの転換となりました。本講座では、このような江戸時代の「達成」についてわかりやすく解説します。(要申し込み)
講師:大石学氏(静岡市歴史博物館長)

【学芸員マニアックトーク】駿府の文化人
2025年2月11日(火祝)
江戸時代の後半、江戸などの大都市から各地へと俳諧や絵画をはじめとした当時流行した芸術・文化がもたらされました。 駿府で花開いた文化と、それをになった文化人を紹介します。

【歴史・地域のおはなし】室町幕府と駿河
2025年2月15日(土)
足利将軍が天下を治めた南北朝時代、駿河は戦いに次ぐ戦い。 室町時代になると足利の「平和」の世になります。はげしくゆれ動いた歴史を語ります。

【体験・工作】重ねて造る ウメの花
2025年2月22日(土)
紙を使って、ウメをイメージしたお花をつくります。

【共催事業】 静岡歴史塾
2025年2月22日(土)
静岡の歴史について、いろんな専門家たちが集まって、興味深いお話を聞かせてくれます。(チラシ
主催:徳川みらい学会
テーマ 「関口隆吉初代静岡県知事の素顔(仮)」
講師:新村恭氏(関口隆吉氏玄孫、新村出記念財団)

【体験・工作】飛び出す富士山カード
2025年2月23日(日)
<富士山の日記念>
富士山をモチーフにしたポップアップカードをつくります。

【学芸員マニアックトーク】江戸時代の文書管理
2025年2月24日(月休)
江戸時代にも現代につながるような文書管理(レコード・マネジメントとアーカイブズ)の仕組みがありました。 江戸時代の文書管理について、駿府の事例を中心に紹介します。

【学芸員マニアックトーク】江戸時代の将棋をプロ棋士が解説!
第二弾 ~初代大橋宗桂の棋力や如何に?~
2025年2月27日(木)
<「第83回A級順位戦最終局」関連企画>
徳川家康から「将棋指し」として初めて俸禄を与えられた初代大橋宗桂。 その大橋家に伝わる大橋家文書のひとつ「古名人勝負手合帳」には、初代大橋宗桂の棋譜が数多く残されています。 将棋の歴史を伝える貴重な資料である「古名人勝負手合帳」を紹介しながら、記された棋譜についてプロ棋士が解説していきます。(将棋名人戦 A級順位戦最終局~将棋界の一番長い日~
講師:高野智史六段
聞き手:本田小百合女流三段


トピック展示
家達のルーツ 田安徳川家
令和7年2月11日(火祝)〜3月9日(日)
場所:3階 基本展示室・トピック展示コーナー
<将軍・徳川吉宗ゆかりの田安徳川家資料>
8代将軍徳川吉宗が創設した御三卿(ごさんきょう)のひとつ、田安徳川(たやすとくがわ)家について紹介します。徳川将軍家断絶の際には、御三家及び御三卿から後継を輩出しました。15代将軍徳川慶喜のあとをうけて、田安徳川家出身の家達(いえさと)が徳川宗家を相続することになります。
16代徳川宗家当主及び初代静岡藩主・知藩事の徳川家達のルーツともいえる田安徳川家に伝わる歴史的価値も高く、大変貴重な文化財が静岡市歴史博物館に寄託されたことを記念して、史料の一部を初公開します。

主な展示品

御産衣(おんうぶぎぬ)
産まれた赤子のための衣です。島津家の家紋が施されています。9代当主達孝(さとたか)の妻は島津家から嫁ぎました。

惇宗院(じゅんしゅういん)御画像
田安家第三代斉匡(なりまさ)(惇宗院)の肖像画。作者の名前に5代当主慶頼(よしなり)の名があります。慶頼は、斉匡の九男で、家達の父にあたります。


しずれきガイドツアー<2月>
2025年2月1日~28日の毎週土曜、日曜、祝休日
しずれきガイドツアーは、静岡市の歴史をめぐるガイド付きの探訪ウオークです(要予約・申込順) 。静岡市歴史博物館を出発して、ガイドの説明を聞きながら街歩きを楽しめます。 今年度も、5種類のコースで実施します。 それぞれ2キロ程度、約90分の行程になります。(コースの内容、見どころ

古文書講座 江戸時代の古文書にふれてみよう
初級編・平日:2025年2月7日(金)、14日(金)
初級編・日曜:2025年2月2日(日)、9日(日)、16日(日)
古文書には興味があるけれど、難しそうだと思っている方 少し勉強してみたいなと思っている方 今から始めたいと思っている方、初心者の方大歓迎です! 江戸時代の親しみやすい内容の古文書をテキストに、古文書の扱い方や読み方等を解説し、その活用方法を学びます。(要申し込み)


将棋の名人戦・A級順位戦の最終局、別名「将棋界の一番長い日」が、今年も静岡市の浮月楼で開催されます。徳川家康が将棋に深い関心を示し、有力な将棋衆を駿府城に招き御前将棋を指させたことがきっかけと言われています。現在の将棋のトッププロが集い、一斉対局を行うという、他ではない大イベントです。それが毎年静岡市で開催されています。

今年も2月27日に行われます。前夜祭や大盤解説会など、タイトル戦並みのイベントが予定されています。おそらく藤井聡太竜王・名人も、昨年同様、大盤解説会に登場するのでは?!と期待されます。

現段階で残り2局。まだ名人挑戦者も降級者も決定していません。おそらく最終局までもちこしそうです。深夜まで熱い戦いが続くことでしょう。棋士の方々の熱戦に期待します。


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