静岡県遺跡調査報告会「ふじのくにの原像をさぐる」
静岡市の歴史や文化に関連したイベント情報です。
令和4年度遺跡調査報告会「ふじのくにの原像をさぐる」
昨年開催された、静岡県埋蔵文化財センターの遺跡調査発表会が録画配信されています。令和5年2月28日まで。
令和4年度遺跡調査報告会「ふじのくにの原像をさぐる」
日時:2022年11月5日
会場:静岡県立美術館
チラシ
令和4年度遺跡調査報告会「ふじのくにの原像をさぐる」
上原遺跡(うえはらいせき)
蔵本俊明(静岡県埋蔵文化財センター)
JR沼津駅周辺鉄道高架事業に伴って調査された、駿河湾に面する砂堤上に立地する遺跡です。弥生時代中期の方形周溝墓 27 基が密集する墓域を発見しました。(※後半部分のみ)
瀬戸山Ⅰ遺跡(せどやまいちいせき)
井村広巳(掛川市文化・スポーツ振興課)
掛川市の西側を南流する原野谷川右岸の河岸段丘上に立地する、縄文時代早期、古墳時代前期の集落遺跡です。特に弥生時代後期から古墳時代前期にかけての竪穴住居跡が数多く発見されました。
沢東A遺跡(さわひがしえーいせき)
藤村翔(富士市教育委員会文化財課)
富士山南麓の潤井川左岸に立地する古墳時代から奈良・平安時代の集落遺跡です。
今回の調査で、富士市域では類例の少ない古墳時代中期末から後期前半の群集墳が新たに発見されました。
駿府城跡(すんぷじょうあと)
松下高之(静岡市歴史文化課)
平成 28 年度から実施された発掘調査では、天正期・慶長期の天守台をはじめ、数多くの遺構・遺物が発見されました。今回は調査成果と天守台の保存と活用への取り組みについてお話しします。
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