カセットポーカーへの誘い
カセポ(カセットポーカー)という遊びがあります。
静岡県東部で、古本販売と木工をされている「ルーテン堂」さんという方が考案されました。
静岡市にある古本屋「書肆猫に縁側」さんが所蔵(または販売)する大量のマイナー演歌カセット。それらの中から5つをチョイスして、自分なりの「役」を完成させます。
そして、その役にまつわるストーリーを考える、というルールです。
勝負ごとではなく、みんなでアイデアを出し合ったりしながら作品を完成させていくという知的・クリエイティブ・ゲームです。
ルーテン堂さんは、Instagramにて過去に数多くの素晴らしい役を創り出してきましたので、それらは一見の価値アリです!
不肖ワタクシも、以前イベントでお会いした際に、このカセポをやらせていただきました。
「助六」という、花街にまつわる単語の入ったカセットを見てビビビっときました! 「路地」や「無常」、「挽歌」などのタイトルをチョイスして、仕上げに男性歌手の「未練の風が吹く」という曲を、お客に見立てて完成。
その名も「遊郭フラッシュ」!
男と女の、金銭と情が絡み合う遊郭世界を表現してみました。
この役を気に入ってくださったルーテン堂さんが、Instagramにて見事な批評&ストーリーを与えてくださっておりますので、よろしければぜひご覧ください。
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さて、みなさんもカセットたちと触れ合いたくなってきたことでしょう。
なんと8月20日(日)に、御殿場駅近くの施設図書館「さかいめ」さんにて、「カセポ俳句」というイベントが開催されます!
ジャケットから単語を取り出してそれらを切り貼りし、俳句を完成させようという、これまた魅力的なイベントです。
もちろん、希望すれば本道のカセポも体験できるはずですので、みなさんぜひ、足を運んでみてください!