生物多様性まとめ
愛知目標
生物多様性の損失に歯止めをかけるために設定された「2010年目標」に代わり、2010年10月に開催された第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)で合意された20項目の目標。
地球規模生物多様性概況第4版(Global Biodiversity Outlook 4, GBO4)
各国の国別報告書、生物多様性国家戦略、既存の生物多様性に関する研究やデータから、生物多様性戦略計画2011-2020 及び愛知目標の達成状況及び今後の達成見込みについて分析した報告書。環境省ホームページから和訳が参照できる。
http://www.env.go.jp/nature/biodic/gbo4.html
生物多様性条約
生物多様性を「種」「遺伝子」「生態系」の3つのレベルで捉え、その保全などを目指す国際条約
ワシントン 条約
正式名は絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約。希少な野生動植物の国際的な取引を規制する条約
ボン条約
移動性野生動物種の保全に関する条約。渡り鳥のほか、トナカイ、クジラ、ウミガメ、昆虫類などの移動性動物の種と生息地の保護について、研究調査や保全のための国際的なガイドラインを取り決め。
ラムサール条約
特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約。締約国は、指定地の適正な利用と保全について計画をまとめ実施。
野生動植物保存法
絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図ることを目的とする日本の法律
自然公園法
国立公園、国定公園および都道府県立自然公園からなる自然公園を指定し、自然環境の保護と、快適な利用を推進。
外来生物法
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律。日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする、あるいはそうするおそれのある外来生物による被害を防止するために、それらを「特定外来生物」等として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて国や自治体が野外等の外来生物の防除を行うことを定める。
グローバルタイガーリカバリーPG
世界銀行によるトラ絶滅防止へのプログラム。
The overarching goal adopted in the Hua Hin declaration and supported by the Global Tiger Recovery Program (GTRP) is to reverse the rapid decline of wild tigers and to strive to double the number of wild tigers across their range by 2022.
http://documents.worldbank.org/curated/en/874191468331048098/Global-tiger-recovery-program-2010-2022