08詩05
いつかすべて
灰になるとして
不安も
悩みも
痛みも
君も
私は一体
なんのために
不安で
悩んで
痛んで
君を
知ったこっちゃねぇよな
神様
知ったこっちゃねぇよ
こっちも
不安で
悩んで
痛んで
君と
最後には何も残らないって
誰かが言った歌うように
嘘だと泣いてた若者は
あの日銃で撃たれて死んだ
ねえ神様
早く消して
不安を
悩みを
痛みを
君を
僕を
消して
嫌だ
嘘だよ
消えな
い
で
*
*
*
夜にひらくは藍の花、
憂うひとひら、宵の伽
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眠れない夜のための詩を、そっとつくります。