![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95099356/rectangle_large_type_2_fa0841036e818ac2db764223b6b91399.jpeg?width=1200)
【美術館レポ】おいしいボタニカル・アート
SOMPO美術館
英国キュー王立植物園
おいしいボタニカル・アート
食を彩る植物のものがたり 感想
1/6(金)、新宿にあるSOMPO美術館へ
『おいしいボタニカル・アート展』を見に行った。 ツイッター広告で見かけて、美しい絵に惹かれて興味を持った事がきっかけだ。平日昼間だったので、比較的ゆったりと作品を鑑賞できた。
\🍎閉幕迫る👀❗️/#SOMPO美術館 で開催中の「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」展では、野菜🌽や果物🍓を緻密に描いた、リアルな植物画を展示中!
— SOMPO美術館 (@sompomuseum) January 4, 2023
イギリスの食文化・歴史を #おいしい アートを通じて楽しく学べます😋この絶好の機会をぜひお見逃しなく✨
展示の感想
驚いた事は農風景の水彩画の展示で、色調(色のトーン)が統一されていて、それでいて緻密な表現がされていた事だ。
特に空の色(ブルーとオレンジ) の色の混ざり具合が美しかった事が印象的だった。
油絵も展示されていたので水彩画と比較すると、油絵は重厚で質量のある印象だったが、水彩画は柔らかい風合が特徴だなと思った。
そして肝心の植物画だが、大体は版画で 線画が描かれ、手彩色で着色されていた。 野菜は葉や茎も芸術的に描かれており、 美しかった。果物は実の表面(テクスチャー)が本物そっくりで、作者の観察力の高さに驚いた。
果物の一部の絵画は撮影OKだったので、私が苦手意識を持っている白いモチーフの物に絞って写真に残した。
![](https://assets.st-note.com/img/1673068103103-bEkIIImoV0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1673068128639-URaBt22RqN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1673068145057-qQwpw8KLmG.jpg?width=1200)
白スグリは薄いイエロー、ラズベリー(イエロー・アントワープ)は薄いピンク、ヘーゼルナッツは薄いグリーンで描かれている。
そもそも紙の白よりもモチーフの白の方が彩度が低く描かれている。これを参考にして、白いモチーフを描いていきたい。
ひまわり
展示の最後に、SOMPO美術館最大のウリであるフィンセント・ ファン・ゴッホのひまわりを鑑賞した。油絵ならではの花びらの立体感のある迫力満点の絵画だった。
![](https://assets.st-note.com/img/1673068205234-UmlrXVr4dC.jpg?width=1200)
所感
一部の作品で不透明水彩も用いられており、少し気になった(新たに不透明水彩を購入しなくても、不透明な顔料の透明水彩で代用できるとは考えている)。
「おいしそう」に 果物を描くには観察と彩度が重要なのだなと感じた。
私も何らかの手段で実物を見ながら、野菜や果物が実っている所を絵に描いてみたいなと思った。
![](https://assets.st-note.com/img/1673068519037-meFFQRt2Jx.jpg?width=1200)