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先が見える安心感を手放したからこそ、出会えた景色

こんにちは。
安定思考にも関わらずフリーランスを選んだしずくです。

わたしは不安を感じやすく、新しいことをするときには懸念がたくさん出てきます。
「この方法で間違いないかな」、「これで進めると○○のリスクがあるから、△△の方が良いかな」と先々を見通して予防線を張って進めることが多いです。
 

なぜなら、先が見えない状況で進めることにすごく怖さを感じるから。

変化対応力が高くないので、先が見えないとうまく対処できる自信がない。でも先が見えていると、予め対策を講じることができるので安心感がある。
 

そうした自分自身の気質もあり、わたしはずっと会社員として働いていくものだと思っていました。

正社員で雇用されると、急に解雇されるリスクは少ないし、お給料も毎月入ってくる。万が一、病気になったときにも働き方や休みを相談することができるし、傷病手当金も受け取れる。

多少なりとも仕事の不安はあっても、生活がある程度保障されている安心感には代えられませんでした。

 
でも、転職活動の中でわたしの価値観と向き合い、フリーランスという道を選んだ。
 

安定とはほど遠い。

 
自分で仕事を取ってこなければご飯を食べることもできないし、いつ取引が終了してもおかしくないリスクも高い。病気になって働けなくなると収入が途絶えるし、税金も高い。
 

「わたしの人生、これからどうなるんだろう…」という不安でたくさんでした。
 

当初はなかなか仕事を獲得できず、メンタルが不安定になることも。

それでも、自分で考えて行動して、ダメだったときは別のやり方を試してみて、それでもダメだったらまた別のことを試して、、とがむしゃらに動いてみました。

行動を増やすと、マイナスな思考をする時間も減ったのか、少しずつお仕事をいただけるようになりました。
 

生活費を賄えるほどの収入はまだありませんが、自分で判断して前に進んでいる感覚が嬉しい。

先が見える安心感を大事にしていたはずなのに、先が見えない中で垣間見る景色にワクワクする。
  

もしかすると、先が見える安心感を求めるあまり、自分の頭で考えて行動を起こしていなかったわたし自身に辟易していたのかもしれない。

知らず知らずのうちに、先が見える安心感の中で変化しないことにこだわり過ぎていた

 
そのことに気づいてから、これからの生活が楽しみになった。
もちろん、この先に何が待っているんだろうという不安はある。

それでも、新しい景色を見る度に新たな気づきがある。

簡単に進むことばかりではないけど、自分をアップデートする可能性を秘めてる。

 
雨上がりの空が美しいように、大変なことを乗り越えた先に見る景色を楽しみに明日も頑張っていきます!


ではまた。

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