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統一教会解散署名/呼びかけ人 藤倉善郎氏のコメント

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藤倉善郎(ジャーナリスト、やや日刊カルト新聞)(呼びかけ人)
統一教会を含めカルトの問題について「空白の30年」と呼ぶ人がいます。確かにメディアや一般の人々の目にはそう映ると思います。しかしこの30年間も、被害者当事者や支援者等が声を上げ続けてきました。
 安倍晋三元首相の事件以降、多くの情報が一気に吹き出したように見えるのは、この30年を文字通りの空白にせず活動してきた当事者や支援者の蓄積によるものです。特にここ数年は、2世の方たちによるSNS発信が活発化し、メディアにも取り上げられるようになっていました。
 反社会的な集団が生み出す人権の問題は、社会にとっての問題です。当事者・支援者任せにしていてはいけません。
 統一教会の宗教法人解散で全てが解決するわけではなく、被害救済・予防のための様々な法整備等や社会的監視が必要です。それは、統一教会以外の団体の被害者にとっても助けになります。これと並行して行われるべき最低限の対応が、統一教会の宗教法人解散です。
 カルト問題に社会ぐるみで取り組む機運を確立するためにも、皆様の声が必要です。一般市民の声とその数を可視化し、当事者・支援者、メディア、政治の動きを後押しするため、何卒ご支援をお願いいたします。


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