井田 雫 (イダ シズク)

Twitterで統一教会二世として自身の体験談や、まとめなど色々発信しています。 こちらでは、Twitterの140文字に収まらない思いや情報を発信していこうと思っています。

井田 雫 (イダ シズク)

Twitterで統一教会二世として自身の体験談や、まとめなど色々発信しています。 こちらでは、Twitterの140文字に収まらない思いや情報を発信していこうと思っています。

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統一教会報道から30年+1年 -30年前の熱狂の先に-

私は旧統一教会の被害者であると同時に加熱報道でトラウマを負った1人でもある。 こういうと誤解を招きそうだが、厳密に言うと報道によって統一教会の異様さを目の当たりにするきっかけとなった、と言った方が正しい。 当時はSNSこそないものの、今とあまり変わらない状況と言っても過言ではないと思っている。 私は偏向報道の被害者と思っているのか?と聞かれると、答えはNOである。 しかし当時、声を上げられなかった所謂『宗教2世』の存在があったことにメディアや世間がどれだけ気づいていたか?と

    • 無力であることが辛い。 同じもやもやを抱えていたことがもっと早く気づけていたら。 感じた違和感を誰とも共有できないのしんどいよね・・・。 でも誰にも発信を邪魔する権利なんてないのに。悔しい。

      • 心のケア活動として-トラウマインフォームド・ケアを学ぶ、理解する-

        はじめにこの記事は「宗教2世ホットライン」に以前投稿させていただいた記事の再掲になります。 2022年の銃撃事件以降、たくさんの宗教2世や団体に関わる人たちのトラウマの扉が開かれました。 また、トラウマ反応によって立場関係なく傷つけあう場面も多く見られました。 改めて啓発のために今回noteにも残しておこうと思い再掲に至りました。 トラウマを抱えた人がどのような行動をするのか、どう緩和していくのかを改めてお互いの理解のために活用していただければ幸いです。 (2024.5.5

        • 被害者救済法案で私と同じケースの被害は救えるのか?

          こちらは11月27日に開催された、「カルト問題学習会」主催の緊急シンポジウムで読み上げた原稿です。 ↓シンポジウムのアーカイブ(27日)はこちら 取消権の対象となるか否か スピーチ原稿より引用 シンプルに解説すると、恐怖心利用されるのは入信前であって、それを利用された状態で少しずつ少しずつ価値観を植えていきます。 その後「良いことをするために献金」という意識に変わっていきます。 仮に、このような流れのものが今後取り消しの対象になっていくとします。 しかし、以下のように

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        統一教会報道から30年+1年 -30年前の熱狂の先に-

          二世から見た一世(親)の話

           二世問題は教会と自分との間に親が挟まってしまう、と言うお話は「二世問題解決への道のり(金銭被害編)」でもお話をさせていただきました。 今回は「なぜ一世がそういう行動をしてしまったのか」という例を私の母の証言と私から見た出来事からお話をしていきたいと思います。 ※全ての家庭がこうとは限りません。また、複数の人が発言されているようなレベルの内容でお話できる範囲のみお話させていただきます。 ■母の入信のきっかけ  母が入信したのは「子供が、家族がこのままだと不幸になる」と言わ

          二世から見た一世(親)の話

          二世問題解決への道のり(金銭被害編)

          ※統一教会の被害は二世だけではありませんが、私自身が二世の立場であるという面から今回の記事は二世問題に焦点を合わせた内容とさせていただきます。 まず、私の活動を少しお話しします。 小川さんや他の二世の皆さんとヒアリングに出たり、議員さんへのロビー活動などで自分の被害や要望を伝えたり、傍聴などに伺ったりもしています。 その中で主に伝えているのは 高額献金規制、家族が被った献金被害は取り返せるような法整備 公的機関でのメンタルケア、子供大人関係なしに相談できるような整備

          二世問題解決への道のり(金銭被害編)

          統一教会解散署名/呼びかけ人 藤田庄市氏のコメント

          コメント集本体はこちら 藤田庄市(呼びかけ人。75歳)  長くなり申し訳ありませんが、以下、私の思いです。  安倍元首相狙撃殺害事件から一か月後の8月8日に次のメモを、宗教専門紙の原稿の一部にするつもりで記しました。 <「公共の福祉」侵害と「信教の自由」>  全国霊感商法被害対策弁護士連絡会が元首相殺害事件後の7月12日に開いた記者会見の資料によると、統一協会は幾多の刑事、民事とも裁判になった事件を引き起こしてきた。そのうち、民事判決の30件(22件は2000年以降)は

          統一教会解散署名/呼びかけ人 藤田庄市氏のコメント

          統一教会解散署名/呼びかけ人 豊田通信氏のコメント

          コメント集本体はこちら 豊田通信(日本基督教団カルト問題連絡会世話人)(呼びかけ人)  長年、統一協会を外側から見てきました。統一協会は極めて不誠実な、この社会だけでなく、自らの信者をもあざむき続けてきた団体です。統一協会が創り出しているものは、彼らが「地上地獄」と表現しているような、嘘とだまし、数々の犯罪行為による、悲しみと苦しみに満ちた世界です。  統一協会の「宗教2世」たちの証言が明らかにしているとおり、統一協会に関わった家庭が増えれば増えるほど、世は悲惨に包まれて

          統一教会解散署名/呼びかけ人 豊田通信氏のコメント

          統一教会解散署名/呼びかけ人 藤倉善郎氏のコメント

          コメント集本体はこちら 藤倉善郎(ジャーナリスト、やや日刊カルト新聞)(呼びかけ人) 統一教会を含めカルトの問題について「空白の30年」と呼ぶ人がいます。確かにメディアや一般の人々の目にはそう映ると思います。しかしこの30年間も、被害者当事者や支援者等が声を上げ続けてきました。  安倍晋三元首相の事件以降、多くの情報が一気に吹き出したように見えるのは、この30年を文字通りの空白にせず活動してきた当事者や支援者の蓄積によるものです。特にここ数年は、2世の方たちによるSNS発信

          統一教会解散署名/呼びかけ人 藤倉善郎氏のコメント

          統一教会解散署名/呼びかけ人・賛同者のコメント

          この度、10月17日より統一教会の宗教法人としての解散を求める署名を開始しました。 https://www.change.org/UC_dissolution 今回の署名活動には、呼びかけ人・賛同者に色々な立場の方が色々な思いを抱えて参加されています。 こちらのページでは、そのような方々から集めたコメントを掲載しています。 なお、コメントは随時更新予定です。 (順不同、敬称略) 2022/10/24 更新情報:コメント2名追加、長文コメントの表示方法変えました 【コメン

          統一教会解散署名/呼びかけ人・賛同者のコメント