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独り言
『時間の使い方とは自分自身の命の使い方である』
これは僕が常日頃心がけている言葉である。
普段、自営業者として忙殺した日々を送っているとつい
『自分自身や家族に向き合う時間』というのを疎かにしていることに気付かされる。
いや、そんなことも考えられないレベルで忙しいというのが本音だが、
自分(家族)の時間を失ってでも他者を優先しないと上手く回らない局面が8・9割、せいぜい1・2割が自分(家族)への時間配分だろうか。。
あげたらキリがないが、
経営者(社長)というポジションは名前だけはカッコいい。
しかしやっていることや立ち回りは組織の中で1番泥臭く、1番キツいポジションなのはいうまでもない。
□日曜、夜中だろうが電話がくれば緊急対応が当たり前。
□社員のミスは自分(会社)のミス、謝罪に同席。
□社員のミスで客から支払いを減額されても社員には減額できないからその分しっかり支払い。
□社員が辞めたら代わりがいないので基本自分の仕事へ+aして対応。なんでも自分で対応&ケツ持ち。
□基本自分のことしか考えないのが社員、会社がどんな局面であろうがお構いなし。
□基本24時間対応×週7日の繰り返し
奥さんの良いところをあげるより、
経営者として大変な事をあげた方がドンドン出てきてしまう(これも本音)。
殆どの経営者の悩みは僕と似てたり同じであろう。
『従業員・そして彼ら(彼女ら)従業員の家族を養っているというプレッシャーは計り知れない程キツいものがある』
当たり前のことではあるし、それ覚悟でなったのだから弱音は吐かないが本音はこの通りである。
「どんだけキツいか?」多分これは表現が難しい。
人につかえるのが嫌いだったので自然とサラリーマンより経営側と思い、サラリーマンを卒業したわけだが。
今までの社会人経験を振り返っても、『サラリーマンでの5年間』V S『経営者としての4年間』は後者の方が何かと勝利かなと感じる。
やりがい サラリーマン < 経営者
成長 サラリーマン < 経営者
楽しかった思い出 サラリーマン < 経営者
辛い思い出 サラリーマン < 経営者
全てが自分に返ってくるからやりがいは言うまでもなくめちゃくちゃあるし、自然とメンタルはバクってくるから知らずに度胸もついてくる。人間的に強くなるからおすすめだ、ある意味。
勿論、合う・合わないが明確に分かれる職業なのかなとも感じる。
サラリーマン(銀行員)も5年経験してきた身なので一応の大変さは理解しているし、『サラリーマンが良い・悪い』『経営者が良い・悪い』という話ではない。
しかし、『経営者とサラリーマンとではこんなにも物の見方や考え方までが違うのか』と常々考えさせられる。
要はそういうことだ。
全くもって違うことだということ。
サラリーマンを引退してきてからも大変なことは沢山経験してきた。
上手くいく時は人はついてくるしチヤホヤしてくる。しかし逆の局面では手のひら返しをくらうことも数多経験してきた。
30代にしては、修羅場を潜った回数や修羅場の大きさは他の同年代と比べても多い方だと感じるし。
だからこそ、その度に勉強したり失敗から次に活かせる様に学習して乗り越えてきた。これからもきっとさらにそういう事をしていくんだろうと。
たまにこんなことも感じる。
会社はお財布。従業員は家族。
家族(従業員)で力を合わせてお財布(会社)を大きく豊かにしていく、その先に家族(従業員)の生活の豊かさがあると。
普段仕事を各々(「雇う側」と「雇われる側」)の立場でしていると、どうしても目線がズレるのが度々あるのだが、そんな時に有効な言葉であると感じる。
従業員(家族)が、『会社がどうなっても、自分の給料だけ入れば良い』など違う方向へと向かっている時に、考え方を直してあげるのも経営者の仕事だからだ。
会社(お財布)の成長の先に従業員(家族)の豊かさが広がるし、逆に従業員(家族)の成長なくして、会社(お財布)の成長もない。
従業員もお金が大事だし、自分の生活が大事なのは言うまでもない。
会社(お財布)が倒れてしまったり萎んでしまっては、自分の生活は豊かにならないことはわかっていそうで、経営者として普段 彼(彼女)らと接していると全然わかってない(わかってもらえない)と感じる時も数多ある。
そんなこんなで、数日間自分時間を有意義に使う為、あえて家族とお財布を忘れて妻とハワイに行こうと思う。
家族(従業員)もお財布(会社)も凄く心配だけど、あえてまたこの時期に。
全て忘れることはできないし、きっと旅行中も仕事の電話やメール(ライン)ばかりだろうけどあえて。
視野を広げたいのと、実際何を感じるのか肌で感じ取ってこようと、1・2割の自分の時間を使って。
そしてさらにそれを戻ってからの8・9割の時間に活かしたいと。
結局10割他人時間で生きているってことだなと感じれたのと同時に、そろそろフライトへと向かう。
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