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僕の前に道はない(経営者マインド)

僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。





何かの小説でみたワンフレーズか?どこかで聞いたフレーズであるのはたしかだ。






冬日和の1月30日、今日は『経営者として普段感じている不安について』を書かせてほしい。



経営者の仕事内容は、『意思決定を行うこと』がメインの仕事内容だと感じる。






そして、その下した決断内容によって導かれた結果に対しては、全責任を負うことが約束・義務付けられている。






ここ最近、繁忙期ということもあり仕事が忙殺している。

建設業を経営する私にとって、現場にいき、監督をする時も多々ある。

営業をしに、取引先周りをすることも多々ある。

落ち込んだ社員を励ましたり、社員から言われたくもないことを言われたりすることもある。





そんな中でも常々『意思決定』業務については、《毎日》《計り知れない量》を、凄まじいスピードで求められる。

お客様から、社員から、はたまた違う人からなど。






そんな中、常々考えているのは、

経営者というのは『生き様が大事だな』ということ。





基本、僕の前に道はない。僕が意思決定をして歩いてきた過去には道は残るが、僕の前には道は示されていない。それは『意思決定をするのが僕だから』だ。





僕が意思決定をする立場の人間でなければ、僕の前に道は残されているだろう。

その道を見て、どちらが正しいのか?どちらの道が安全なのか?ゴールはどこに繋がっているのか?


疑問に思っていることを1つ1つ確認したり、潰したりしながら、道を進むことはできる。





しかし、現実は違う。






僕が意思決定をしないといけない。

真っ暗闇の中にポツンと1人立たされていて、後ろを振り向くと、皆は遥か後ろで僕の背中を見てジッと様子を伺っているだけ。

僕の目の前は、暗くて何も見えない、本当の暗闇だけだ。

先は何も見えない。


1人でいつも孤独と闘いながら、絶対に外して(間違って)はいけない、そして勝たなければいけない戦いのようなものに向き合っているのだ。





意思決定をして、それが例え間違った選択だったとしても、無理やり正しい道だったことを証明できる様にもがかなければならない。

前の前に道がないので、ゴールはいくらでも自分で左右できるということだ。

唯一の良いことだろうか。




僕が意思決定した道を、他の人についてきてもらうようにするためには、『生き様』で惚れさせる方法が1番確率が高い。

相手を惚れさせれば、自然と相手は一緒についてきてくれたり仲間になってくれたりするものだ。



だけど、ここで絶対に履き違えてはいけないことがある。


僕は、そのついてきてくれた人たちの『命の時間のハンドルを握っている』ということ。




時間は有限。人生では『今』が1番若い。それは僕にしろ、僕以外の人にしろ。

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