次世代経営者
みなさん初めまして。
記事を読んでくれて有難うございます。
今日は次世代経営者という内容で記事を書いていきたいと思います。
私は1991年(平成3年)生まれ、現在33歳になりました。
元々は大手金融(銀行)会社にて(5年間)働いておりました!
その後、退職。数ヶ月世界を旅した後に、現在の建設会社で働いております。
銀行では、言い渡されるノルマが(結構)無謀だったり、銀行の行き過ぎた体育会系のノリやピリついた環境に違和感を感じ・・・
嫌気がさしてやめました。
来る日も来る日も支店の仲間で飲みに行き、飲み屋では永遠の「会社の悪口大会(笑)」
正直、
人生で後にも先にもない「一番非生産的な時間」
でした。
早々に退職を告げ、後は、実家(建設業)で働いております。
建設会社の仕事も1人で一通りできるようになってきた3年目くらいに、2社目(コンサル会社)を作り、現在は2社の経営をしております。
実はこの建設会社は、僕の祖父が立ち上げた会社です。
なので業歴も長く、今年で54年目を迎えます。
今日はそんな僕が、普段経営をする『建設会社』に関する将来性
を僕自身の目線で書き綴りたいと思っております。
1.建設業界の技術革新の状況
まず建築業界の現状を整理しながらGoogleの建築業界での活用状況についてご紹介します。
①建設業界の課題と工事内容の変化
建設業界における課題は、少子化による労働人材の減少や熟練工の不足などがあります。また、建設工事は新規の建設工事以外に、すでにある建物の維持管理の割合も増えてきています。
例えば、国内の建設工事の割合は以下のように推移しています。
1997年の場合
新設工事:68.0兆円
維持修繕工事:14.7兆円
維持修繕工事の比率:17.8%
2016年の場合
新設工事:40.0兆円
維持修繕工事:15.5兆円
維持修繕工事の比率:28.0%
⇨約20年のあいだで新設工事の建設費用が約28兆円減少し相対的に維持修繕の割合が増えてきていることが分かります。
人口減少は続いており、2070年には1億人を切る日本社会とまでも呼ばれている中、何故住居は増え続けているのか?
これは界隈業界の「安く作っては、高く売る」ビジネスが成り立っているのが見て取れる。
買う側にはいわゆる「新築信仰」が根強く残っています。
デベロッパーは当然、新築物件の営業に力を入れます。
加えて少し前までは超低金利時代とも言われるほど金利が低くなっていましたから、消費者にとって新築住宅を買いやすい・建てやすい状況が揃っているのも原因の1つと言えるでしょう。
②建設業界はICT技術活用が必須
新設工事の調査や計画から設計、施工、維持管理プロセスではBIMやCIMなどが活躍します。一方、維持修繕工事の場合には、既存の建物の状況確認が重要です。
BIM、CIMに加えてドローンやセンサーなどを使った3D測量や外観確認、シミュレーションなど新設工事とは別のアプローチが必要になるといえるでしょう。
建築等建築業界を支えるICT技術には以下のようなものがあります。
①基本技術:PC(BIM、CIM)、ロボット、GNSS(全球測位衛星システム)、ドローン、センサー、3次元計測、3Dプリンタなど
②連結技術:通信技術(5G)、情報セキュリティ、IoTなど
③サイバー技術:データの蓄積・管理、シミュレーション、人工知能、VR、ARなど
さらに将来的な戦略として、危険箇所の工事を安全に行う仕組みを作ったり海外の市場を拡大したりすることも重要です。
そうすると、基本技術が必要なのはもちろん遠隔操作や遠隔管理を安定的に行うための連結技術、遠隔管理が必要不可欠になってきます。
③Googleの技術は建設業界にも活用可能
一方、建設現場でもペーパーレス化が進んでいます。
タブレット経由で施工図や関連ドキュメントを参照する機会が増えてきているからです。クラウド上で情報を管理する仕組みとして、GoogleにはGoogleドライブやGoogleドキュメント、スプレッドシートなどがあります。
これらは遠隔地と情報を共有する際に大きく役立つため、自然な形でGoogleの仕組みを建設現場で活用していることもあるでしょう。