シンママの娘 (5)
楽しい女子大を卒業したら、次はナニ ?!ゴテゴテ、後手後手、体当たり。そうだ病院、まずは病院。
産科に参加
〔産婦人科]…街の病院の多くは、こんな看板が上がっています。大まかに、妊娠や出産は産科、婦人科系統の病気の診断・治療は婦人科です。産科・婦人科、別なのですね。
娘は既に、隣町の産婦人科で受診。めでたく妊娠と出産予定日を知る。
親にも相談できず、ひとりで受診したのは、さぞ辛かったに違いない。
結婚前提と出産。
オットの見つけてきた大きな病院は、産科と婦人科が別のところ。今後の診察と出産は、ここに決定。産科の受診に、わたしも付き添った。
となりの区で、2駅の距離。タクシーでも、すぐ。ありがたい。
まるでコンサート会場
まずは電車で病院へ。
産科は、ママと赤ちゃんのダブル命が順調に育っているかの嬉しい舞台発表だ。最先端の超音波健診のパフォーマンス。
それで家族の付き添いが多い。パパや、上の兄姉や、おばあちゃん。
大きな病院で小児科もあり、健診に来た先輩の赤ちゃんも。
プレママ、出産手前の大きなお腹の女性やら、蝋人形の顔まるだしの、わが娘まで。超満員。待合室はコンサート会場のようにザワザワ。
パワーがあふれ賑やかです。こころなしか娘の顔色も良くなってきたようだ。病院の明るい照明と、やっぱり精神的に楽になったからだろう。
母子手帳
よく待たされた産科の診察も終わり、やっとお会計。このプレコンサートは全10回(予定)。
「次回の妊婦健診までに、母子手帳をもらってきてくださいね」
わたしは当時のことをすっかり忘れてしまっていて、忘却の彼方。娘が単独で区の保健センターに母子手帳をもらいに行ったようである。
未婚・既婚は不問
これから出産し、赤ちゃんの予防接種や健診を記録する、ちっちゃいノート。
当たり前だが、じぶんも持っている。わたしの時代の母子手帳と、娘の母子手帳は同じデザイン。ベージュに赤色の線でレトロな母子手帳。
時代は変わり、未来の孫の母子手帳は可愛いイラストだ。カラフルで有名キャラクターも登場している自治体もある。うらやましい。気分が上がります! わたしも娘も。
入籍前の母子手帳。妊娠届けを出すと、全プレなのだ。未婚・既婚、関係なく。
表紙の名前。フルネームを書く欄。
これから結婚の予定があり苗字が変わる場合は、とりあえず今の苗字(旧姓)を鉛筆で記入。
入籍後、新しい苗字をペンで書く!
そうなのね。苗字に、二本線の訂正は絵面が良くない。
いろんな方法があるのですね。
(自治体や病院により書式などは違いますので、ご了承ください)
疑問は、ひとに聞いてみるのがいちばん!恥ずかしいのは、聞く時だけ、ほんの一瞬だ。恥ずかしかったことは記憶に残る、忘れないのです。
妊娠は、トツキトオカ、十月十日。
ここからスタートです。
いつも こころに うるおいを。
水分補給も わすれずに。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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