大阪・住吉公園
大阪の住𠮷大社に参拝するひとは多い。はんたいに、すぐ西側の「住吉公園」に行くひとはすくない。わたしもそうです。
暖冬の日、すこし立ちよってみました。
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住吉公園
もより駅は……
●南海電車・住吉大社駅…西となり
●阪堺電車(チンチン電車)…住吉鳥居前駅…徒歩約1分
南海電車を降りると改札の右手に、すぐ公園がひろがります。明治6年から、花と緑があふれる広大な公園。バーベキュー会場や地域のイベントもあり、地元のオアシス的存在です。
もとは住𠮷大社の境内
住吉大社駅のむこうに、住𠮷大社の太鼓橋(反橋・そりはし)。
ふと、気がついたのですが……。
住吉大社のホームページを見ると住吉の「吉」の字が「𠮷」(つちよし)になっていたりします。
全国の住吉神社の総本社なので、住𠮷大社なのでしょうか。
手書きの文字だけ「住𠮷」なのでしょうか。
勉強不足がまた露呈。お許しください。
公園の入り口には狛犬。
燈籠もあるので参道とおぼしき一本道。広いみち。ここは、汐掛け道。「汐」は夕暮れ夕方の潮。
住𠮷大社の西側は、おおきな夕陽がさぞや美しかったでしょう。
かつてここも住𠮷大社でした。住𠮷大社の浜。砂浜に松林の海辺。ふるくは遣唐使が旅だち歴史と文化の舞台に。
住𠮷高灯籠(すみよしたかとうろう)
むかしから住𠮷大社で海の安全を祈るとともに、住吉公園に日本最古の燈台もあります。公園の西側・道路ぞいに、ひっそりと……。
まわりにはマンションや道路。波や海鳥の声は聞こえず船の代わりに、せわしなく車がゆきかうコンクリートのまち。
住𠮷高灯籠は史料館。外観のみ・内部は普段非公開です。毎月第1・3日曜日に開館しています。
いまは陸地化したこの地。おおきな松の木が、住𠮷の海の残り香を伝えます。現在の灯台の先祖の姿なのですね。神社の燈籠・常夜燈がそのまま海の見まもりに。
住𠮷詣・すみよしもうで
春は桜、季節を語るのは住吉公園の花と緑。花壇もあれば、池もあります。
銅板に御所車。これは、あの平安時代のものがたりですね。
「源氏物語」澪標より。住𠮷詣と書いてあります。
いまとちがい、娯楽・レジャーは神社仏閣へ。みやびな住𠮷大社の世界観をしばしのあいだ……。
松尾芭蕉・さいごのたび
1694年(元禄7)、松尾芭蕉は大坂へ。「住𠮷詣で」、生涯最後の旅とあります。市も開かれていたそうで、活気ある住𠮷大社のようすがうかがえます。
心字池のあたりが美しいので行ってみます。
日本最古のラジオ塔
芝生がうすくなり、すっかりイチョウのきんいろ。また燈台のような塔があります。
桜広場は、あかく色づいたところ。いまにも葉が燃えつきんとしています。さびしくはありませんよ。
「心」の字を表した池が見えてきます。
心字池・心のかたち
心のかたち。
自然のなかでおもうこと。
つめたい流れと、ぬるむ瀨と。
心のかたちをした池のまわりは、明治の開園から変わっていないそう。
きれいなかたち。
きれいなこころ よどみなく。
大阪市内の住吉公園。
住𠮷大社のおひざもと。
そしてトイレをさがすのです。
こころのかたちは、こうなった。
◆Wikipedia「住吉公園」を参考にいたしました。
◆コーヒーの新店記事です◆
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。
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