年子男の子兄弟を産んでみたら2人とも発達障害だった件。
こんにちは、アラフォー母ちゃん、オシズです。
このnoteを立ち上げて3年ほど経ってしまいました。
子育て日記を載せるはずが、全然出来なくて。
そう、表題の通りです。
年子。それは時に双子よりもつらいと言われる育児。
男の子。それは時に宇宙人とも言われる難解人間。
男の子の兄と女の子の妹を育てたことのある友人はこういいました。
『女の子、男の子の100倍育てやすい。』
年子、男の子という2つの時点で
キャパ越えしていたのに、
なんと2人とも発達障害!!!???
ーーー
どこから書けば良いのか整理がつかず
書きたい気持ちを溜めていたのですが、
一旦、見つめ直すタイミングが自分の中で来たので
投稿してみたいと思います。
まず、ここまで走り続けてきたのは親や、周りの友人、
夫、預け先の幼稚園、担当の保健師さん、市の発達センターのフォローがあってのことだったことを
先に記しておきます。
正確には診断がついているのは
現在、3歳9ヶ月の長男だけです。
長男のついた診断は
自閉症スペクトラムと軽度の知的障害です。
長男は3歳3ヶ月までほぼ無発語で、
現在は1歳児位の言葉とコミュ力があり、
やっと暗いトンネルから少し明るみに出た心境です。
次男は現在、2歳2ヶ月。
長男と同じく発語が全く無い状態です。
様子見ですが、
長男のこと、今まで学んだことを踏まえ
同じく診断が付くことを想定しています。
言われてもないのに障害児扱い?
というお声も聞こえて来そうですね。
これは、親としての心の準備でもあり、親の勘でもあります。なのでご容赦いただけると幸いです。
長男ははじめから割と理解不能でした。
いろいろな参考書を読み漁りました。
男の子子育て関連。
当たり前ですが
はじめから診断が付いている訳ではないので、
手探り状態なのです。
長男は、ずっと無発語だったことや、
コミュニケーションに興味が薄く、
極寒でも水たまりに入って帰らないなど
こだわりが強くなったあたりから、
私の中ではほぼ確定していました。
細かくは、省きます。
縁あって妊娠、入籍。そして2人目も、
諦めていた『自分の家族』を作ることに成功しました。
寝かしつけ最中、ベッドでも
車の中でも、出来る限り本を読みました。
私の場合、息子の状況もあって
診断がついてからは一気に心の荷が降りました。
自分の考えは間違いじゃ無かったんだ…。
⚫︎つらかったこと
それまではやはり、周りの家族や友人は
『男の子だから言葉が遅くても普通じゃない?』
あるいは母からは、
『そんな心配するよりもきちんと躾しなさい』などと
叱咤激励されていました。
そうなのかな…。と思う反面、
いや、ちがうぞ?と自分の中でこれまで
沢山の葛藤があったんです。
1番つらかったのは、夫の理解の足りなさでした。
もともと一つのことしか見られない、
白黒思考で短気な夫は、いつも悩んでいる私の
気持ちは理解出来ないようでした。
私は息子に対して何事も悩み、工夫して、その上での(息子に対する)対応を決めていたので、軽々しく夫から意見されることがつらかったです。
発達っ子に多い偏食、長男にもあるのですが、
そのことについても説明しても受け入れてもらえませんでした。
⚫︎発達レインボー。
発達障害にも種類があり、
その中でも軽度・中度・重度があります。
十人十色とは言いますが
発達っ子はまさしくレインボー。
秀でている所もあって凸凹の差があったり
周りの環境によっても大きく変わるのです。
兄弟感でも性格が反対に近い位、大きく違います。
私は一人っ子だったため、きょうだいの違いというのも本当に、未知のことでした。
⚫︎支えが無かったら無理でした。
味方はSNSと福祉でした。
SNS
書籍はもちろん参考になりましたが、
リタリコ発達ナビというサービスにも登録していました。
発達児を長年育てておられるママたちの、感覚や知識、そして温かなアドバイスは本当に参考になりました。
同時に、皆さん、厳しい中でも必ず、的確に褒めてくださることに、驚きと感謝の連続でした。おそらく、普段から子どもの良いところを見つめ、伸ばすことが当たり前になっているんでしょう。
このことから、自分もこの先、同じように困っているママさんの力になれるように頑張ろう。そう思いました。
また、元からの友人やフォロワーさんもいた
Instagramにも今でも助けられています。
外に出掛けられ無くても、今日も同じように頑張っている、それぞれ頑張っていると思うと、本当に心強かったです。
●福祉や教育機関の存在
児童発達支援や認定こども園、療育センターでの受診や相談、担当の保健師さんとの繋がり。
福祉の皆さまが、慌てん坊の母にも、子どもにも、
いつも前向きな姿勢でいてくださることを
心から感謝するとともに、税金の有り難み、日本の有り難みを感じるきっかけになりました。
ガラリと違う、そしてこれからも変わる。
自分はこれまで
ずいぶんと小さな世界にいたのだなあ。
そんなふうに感じます。
もちろん、となりの発達っ子のことすらも分からない。
自分の子どものことは、かろうじて
分かるかも?くらい。それでも経験値がありません。
きっと、世界はもっと多種多様ですね。
頼らないと無理。
独身時代は、なんとか1人でやってこれたり、
軽い感覚で生きてこれましたが、
『自分にとっては未知の生物』を産み、
意とせず【ちょっと育てにくいパターン】に当たり、
完全に、キャパ越えしました。
ちっささを感じているヒマなどありません。
頼らないと、やって行けない。
頼る力をつけないとだめだ!!!
軽い人間にもこのくらいは理解できました。
だから、私も。
自分の能力で、誰かの力になりたい。
色々な形で、世の中に恩返しがしたい。
そんなふうに思うようになり、
もともと得意分野だったデザインの分野で、
自分はやろう。そう決めました。
子どももまだ満足に大きくならないうちに、
こんなことを考えているのは、だめでしょうか。
だめでも、やる。
だめであったとしても、止まれないです。
それは、この状況を悲観したくないからだと
自分では思っています。楽しみに変えたいのです。
そして自分の姿を見る子どもたちにも、
それぞれに何かを受け取ってもらいたいです。
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