ヨガのゴールは「瞑想」 その1
アサナの先にあるもの
ヨガというと、
「露出の多い、体にピタッとしたウェアを着て、
モデル体型のような若い人が行うもの」
「体が硬いからムリ! 柔らかくないとできないでしょ?」
とよく言われます。
(あれは、ファッションでもありますが、
そういう服装で行う方が、動きや体温調節がしやすいからです。
動いているときに、暑いな、動きにくいなと気にしなくて済みます。
そもそもヨガ中は、動きや呼吸に集中して「忙しい」ので、
私のウェアおしゃれでしょ、などと考えている「余裕」はありません)
すっかりエクササイズとして広まっていますが、
ボディメイクや心身の健康づくりは、
ヨガの効果(目的)の1つにすぎません。
先にもっともっと大きなものが待っているのです。
ヨガのゴール。それは「瞑想」です。
「あれ? 別の記事にヨガって体を使う瞑想、って書いてあったけど?」
はい、確かに書きました。
でも、瞑想とは「行為」ではないのです。
あえて言葉を当てはめるなら、「状態」が近いと思います。
私たちは、アサナをしたり、マントラを唱えたり、
呼吸に集中したりという「方法」を使って、
瞑想という「状態」をつくっているのです。
瞑想で味わえる「状態」は、奥深く、繊細で、大胆で、圧倒的です。
ヨガと瞑想の関係性について、これから少しずつ紐解いていきましょう。