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スッキリできる、朝のワンアクション

朝は活動モードの交感神経が働き、
夜ぐっすり眠るにはリラックスモードの副交感神経が働く。

私たちの体はこの2つの自律神経を切り替えることで、
必要なときにキビキビ動け、休むときにはしっかり休むように
プログラムされています。

ところが、
メリハリなく一日だらだら過ごしたり、
太陽の光も浴びず部屋に篭っていたり、
夜更かしを繰り返したり・・・

生活のリズムが崩れてしまうと
自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。

週明けに仕事や学校に行くのがだるいというときは、
本当は交感神経優位であるべきなのに、
副交感神経優位のままになっている場合があります。

特に、うつなどの方はこの切り替えが
うまくいかなくなってしまっていることが多く、
体の疲労感が抜けにくくなっている一因のようです。
(だから、規則正しい生活をすすめられるのですね)

ヨガでは、少し負荷のきついアサナや
運動量の多い動きをすると交感神経が作用し、
血流が良くなり、体温が上がり、汗が出て、体が活性化します。

動いた後のシャバアーサナでは一転、
負荷から解放され、副交感神経が優位になり、
短時間の休憩でも深いリラックスが得られます。

つまり、ヨガ中は短時間で強制的に
自律神経の切り替えが行っているのです。

もしあなたが、朝、負荷の大きなことをするのがキツそうなら、
朝起きたら立ち上がって「エア背泳ぎ」をやってみてください。
両腕を肩甲骨から大きく大きく動かして、遠くのものを掴むように。
丁寧に、ゆっくり左右10セット。
回し終えたら、腕をおろして、そのまま目を閉じ少し休憩。
背中、腕に血液が流れるのを感じながら、ゆったり呼吸しましょう。

スッキリできる朝のワンアクションです。


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