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和装デビュー、するかもしれない

着物のおしゃれってなんとなく難しそう。
浴衣のようにセット売りされていない上に、小物も多い。帯揚げと帯締めの違いって何?半衿ってなんのためのもの?柄と柄の組み合わせって難しくない?しかも柄によっては季節に限りがあるの…?(やんごとなき一族を見て震える)
純日本人ではあるけれど、夏祭りと温泉旅館、成人式以外で和装をしたことなどほとんどない。それでも数多くの小物を組み合わせて、クラシックに、ときには現代風アレンジで和装を楽しむことへの憧れは尽きなかった。
そんな私が、和装デビューすることになるかもしれない。

きっかけは、祖母が仕立てていた絹の小紋。
仕立ててから一度も袖を通されることなく、叔母が相続したものを、サイズが合わないからという理由で私に回ってきたのだ。
主張控えめなピンクブラウンの生地に、ネイビーの小花模様が可愛らしい。
小花柄のワンピースを着るのは少し照れるけど、着物なら臆せずに着られそう、と思った。季節問わず使えるものだからと言われたのも後押しして、「今が和装を始めるチャンスかも?」と考え始めている。
せっかくオシャレ着として仕立てたのだから、日の目を見た方が祖母も喜ぶだろう。
ということで、Pinterestで着物のコーディネートを見てはうっとりしている。洋裁と違って平面的に誂えられた着物や帯は、絵画を見ているような気持ちになる。そういえば、日本家屋の欄間や襖絵を見るのが好きだったのを思い出した。
ただ草履と足袋だけは鬼門だ。どうしても鼻緒に当たる箇所が痛くなってしまう。できれば楽なブーツを履きたいけれど、これからの季節は蒸れるのが嫌だし。。。

あれこれ考えるうちに和装デビューへの意欲が萎まないように、早めに着付け教室を予約しないと。

2022.5.1 朝

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