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「1%の重み」を知るとき、ビジネスは加速する

このnoteは、ひとりアドベントカレンダー23日目の記事です。
「ひとりアドベントカレンダー」とは、わたししづかが25日まで毎日noteを投稿する企画です。

こんばんは、しづかです。

今年はどんな一年でしたか?
私は、上長との面談を控え、この半年を振り返る日々を過ごしています。振り返る中で、「1%」という数字が持つ意味や、その大きさについて考える時間が増えました。

普段の業務の中では、目標を設定し、それに向かって改善を繰り返すことが当たり前になっていますが、その「1%」がどれほどの重みを持つか、改めて深く感じています。

されど1%

1%って、多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?

昔の私は、「たった1%」と軽く考えていました。目に見える変化としては小さく感じますし、わざわざ意識するほどのものではないと思っていたんです。

でも、営業という数字に向き合う仕事をする中で、1%が、いかに重要かを思い知らされました。数字を動かすということは、それだけで結果が大きく変わるということ。

1%という小さな差が、積み重なると大きな成果を生むことに気づきました。

1%の重み


1%を増やすということは、単に「もう少し頑張る」だけでは届きません。
なぜなら、あと1%を目指すとき、すでに「やれることはやり尽くした…」と感じている状況だからです。

例えば、インサイドセールスでアポ率を1%向上させる場合――
現在100件の架電で1件、つまり1%のアポ率だとしたら、これを50件で1件に引き上げるのは並大抵のことではありませんよね。

また、こんな例もあります。
• 1万件のリードの1%=100件
• 50万アクセスの1%=5000アクセス
• 1000万円分のトスアップの1%=10万円

こうして見てみると、1%は「たった1%」ではなく、「大きな1%」だと感じませんか?

さらに、1%の違いがもたらす結果は、状況によっては大きな影響を及ぼします。営業での1%は、年間売上目標に直結しますし、マーケティングのコンバージョン率での1%は、次の施策の基盤を作る数字になります。

1%の裏にあるもの


1%という目標を掲げるとき、実際にはどれだけの努力が必要になるのか。これを具体的に考えると、「1%=少しの努力」では済まないことがわかります。

たとえば、
• アポ率を改善するためにトークをゼロから見直す。
• 試行錯誤を繰り返し、検証データを蓄積する。
• チーム全員の行動に一貫性を持たせるための教育を行う。

これらは一朝一夕でできることではありません。そして、これらを愚直にやり抜く「粘り強さ」が問われます。

1%を積み重ねるには、目に見える成果以上に、過程を大切にする姿勢が求められるのです。

率で見えないもの


1%という数字は目標を数字で示す上でとても分かりやすい指標です。でも、率に注目することで見えなくなるものもあります。

例えば、「どうしたら1%上げられるか」を考えるときに、つい細かい数字や成果だけに集中してしまい、日々の行動や積み重ねが見えなくなることがあります。

そこで私は、こう考えるようになりました。

「毎日1%の改善を目指すのではなく、毎日1歩だけでも前に進もう」と。

その1歩は、数字として表れないかもしれません。
でも、行動を積み重ねることで、気づけば1%、さらにその先の成長を実感できる日がくるはずです。

1%の向こう側へ


率や数字に注目することは、時に自分を追い詰めてしまうこともあります。だからこそ、数字に縛られすぎず、その裏側にある努力や意図を大切にしたい。

毎日少しずつ積み重ねた小さな行動が、やがて大きな成果につながる…そう信じています。

1%の数字に込められた意味を意識しながら、地道に前へ進んでいきたいと思います。

あなたにとっての「1%」はどんな意味を持っていますか?
自分自身を1%成長させるには、よかったら考えてみてくださいね。

いよいよ明日はクリスマスイブ🎄
ひとりアドベントカレンダーもあと2日です!
寂しい!

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