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権限の把握、できていますか?任せてもらえる人の共通点

このnoteは、ひとりアドベントカレンダー17日目の記事です。
「ひとりアドベントカレンダー」とは、わたししづかが25日まで毎日noteを投稿する企画です。

こんばんは、しづかです。

人と会うと元気になるタイプの人と、逆にMP(精神力)を吸い取られるタイプの人がいると思いますが、わたしは圧倒的に後者です。
人と会うのは好きだし楽しいんですけどね。ちょっぴり眠気とともにお届けします。

今日は「新卒時代に知っていると嬉しい、権限の話」です。

今日、お昼に営業ランチ会をしてきたのですが、話題に上がったのが「権限」についてでした。

あなたはいま、どこまでの権限を持っていますか?

これを正しく把握していることは、実は仕事の中でとても重要なんです。

たとえば、新卒で入社したばかりの頃を思い出してください。
お金を自由に使う権限は、ほぼゼロに近いですよね。
備品ひとつ買うにも、上司の承認が必要だったり、経理に確認が必要だったり。
会食費用や手土産の購入、出張費の承認なども同じです。

お金以外にも、リソースの利用や運営方針の決定といった重要な判断権限は、最初のうちは持っていないことがほとんどです。

じゃあ、権限がない状態でどうすればいいのか?


ここで大切なのは、2つの考え方です。

1. 権限がないことをしっかり理解すること

 自分の持っている権限の範囲を把握しておくこと。
 「これは誰に相談すればいいのか?」と、きちんと線引きできるようになると、無駄な迷いがなくなります。

2. 権限がある人を頼ること、もしくは自分がその権限を持つポジションに成長すること

 権限を持つ人に相談したり、協力してもらうことで、自分の仕事を前に進めることができます。
 逆に、将来的に権限を自分が持てるようになれば、スムーズに物事を進められる立場になるわけです。

ここで、ひとつ知っておいて欲しいのは――
「権限をきちんと理解している人の方が、任せてもらいやすい」 ということです。

なぜなら、権限を把握していない人は、以下のような状態に陥りがちだからです。
• 仕事の判断が曖昧になる。
 たとえば、自分が決裁して良いのか分からず、対応が遅れたり、不要に上司を巻き込んだりする。
• 責任の所在が不明瞭になる。
 「誰が決めたのか?」が曖昧だと、問題が発生したときに責任のなすりつけ合いが起きてしまう。
• 相談や報告が適切に行われない。
 「自分でやっていいと思った」「確認すべきだった」といった齟齬が生まれやすくなります。

逆に、権限を理解している人は、こんな行動ができるんです。
• 判断のスピードが早い。
 「ここは自分が決める範囲だ」と理解しているので、余計な迷いがなくなります。
• 必要な場面で適切に相談できる。
 「この範囲は上司に確認しよう」と判断できるため、周囲も安心して仕事を任せられます。
• 信頼されやすくなる。
 権限をわきまえた行動をしている人は、自然と「次の仕事もお願いしよう」と思われやすいんです。

最後にひとつ、提案です。

あなたが今、持っている権限は本当に正しいものでしょうか?
「どこまでが自分の判断範囲なのか」「どこからが上司や他部署の判断が必要なのか」――
ぜひ一度、上司や会社と一緒に線引きを確認してみてくださいね。

権限を知ることは、仕事を進める上での武器になる。
新卒のうちにこの感覚を持っておくと、成長のスピードもグッと上がりますよ。

今日のランチで改めて、そんなことを考えた1日でした。
また明日!

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