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強迫性障害と私①

初めまして。しずかです。

今日はずーーーーっと書きたいと思っていたことを書こうと思います。

タイトルにある「強迫性障害」。
なんぞや?の人も多いかもしれませんが、
強迫性障害(強迫症)には
いろんなタイプがあります。

私はその中の、「不潔恐怖」というタイプで
15年くらい共存しております。

汚いものに対しての恐怖感・不安が強く、
汚れちゃったかも!?などの
「強迫観念」を打ち消すために、
洗ったり拭いたりという「強迫行為」を
異常なほどに繰り返してしまうもの。

周りの人に説明する時は、
潔癖症の酷い版と言ったりしています。

実際、潔癖症とはまたぜーーーんぜん
違うけどね。家は散らかってるから(笑)

他に有名なのでは、
・確認恐怖
 (戸締りやガスの元栓が気になるなど)
・縁起恐怖
 (嫌なイメージが浮かんで何度もやり直す)
・加害恐怖
 (人を傷つけたのではないかと思い、
 道を戻ったり車を降りてまで確認したり)

この他にもあるけど、
このnoteでは、
主に自分の体験している「不潔恐怖」について
書いていけたらなと思います。


私は元々神経質な性格で、
20歳で就職した頃から潔癖症になり、
25歳〜26歳くらいから強迫性障害になった、
…と思います。

というのも、
この時は潔癖症が酷くなったんだ
くらいにしか思ってなかったんです。

でも30歳を過ぎて、
どんどんコントロールが効かなくなって、

ある日、水を出して手を洗ってるんだけど、
手を洗えてるのかどうかを
脳が認識しなくなりました。

「洗えてる感」を感じれない。

だから本当に「わからなくて」ずっと
手を洗ってました。
不思議なんだよこれ。

え?一体何が起きたの?ってなりました。

今までは事実として「汚れたから洗う、拭く」
だったのが、
「汚れているかもしれないから洗う、
汚れた気がするから拭く」
という妄想?が入るようにもなりました。

まぁこれが強迫観念ってやつなんだよね。

なりたての頃は、
もう消えたいとしか思えず、
なんで自分だけとか、
なんでこんな苦しまなきゃいけないのかとか、
もがいてもがいてもがいてもがいて

そんな毎日でした。

でも、趣味のスケートボードを
しているときだけは
すこーし忘れていられた。

転んだ時は「あー終わったー、、(絶望)」
と(笑)なって、
手を洗うまでは、その手で自分を触れなかったりしたけど、
でも恐怖感や不安感は普段よりすごく少ない。

これは、意識が「汚れ」に向いてないから。
スケートボードに意識が向いているから。

そんなんでよくスケートボードやってられるねってよく言われるけど、

私はめちゃくちゃ出不精で、
動くのも汗かくのも大嫌いで、
でも21歳で、あるどん底を味わった後に
スケートボードに出会うことになって、
生まれて初めて

「幸せってこーいうことなんだ!!!!!」

って、本気で思えた。
毎日日記に幸せって書いてあった(笑)

どん底になってよかったーって思えるくらい。
命の恩人くらいに思ってる。

だから、スケートボードをやめたら
本当の意味で「終わる」と思ってるの。

だから潔癖症でも
強迫性障害になっても
この環境にいたいし、
今の仲間たちと喜びを共有したり
挑戦したりしていたい。

趣味や集中できるものがある人は
どんどんやったら良いと思う。

強迫の対象となるものから
意識をどんどん逸らした方がいい。

私は世界がコロさんで大変な時に
在宅勤務が始まり、悪化しました。

あ、コロさんはまっったく関係ない。
もうそんなんどうでもよい!
自分のことで精一杯だし、
なんなら既に徹底してるし、今さら何!
という感じでしたすみません(笑)

家にずーっといたことがよくなかったんだよね。

トイレに入るだけで
自分が汚れたような気がするようになって、
シャワーを浴びるんだけど、、、
嫌なイメージが湧くから、
それを完全に払拭しないと
シャワーを終われなくて、
7時間〜12時間お風呂場にいたことも
あった。

号泣しながら助けてと叫ぶ。

手の皮が剥けて、ヒリヒリになっても
腫れ上がってても、
洗うことをやめられない。

その痛みが酷くて、眠れない。
助けて、助けて、と泣きながら呟く。

頭の中がぐちゃぐちゃで、
家にいることが怖くて、
外に出て誰かに会いたいのに、
その準備をすることすら
その強迫観念に邪魔をされ、
夜になる。

幸い私の周りには
支えてくれる人がたくさんいて、
救われている。

本当にこんな面倒な自分を
受け入れてくれてありがとう、
見守っていてくれてありがとうと
心の底から思う。


でも、
本当の意味で自分を助けてあげられるのは
自分しかいない。

自分が変わろうとしなければ
変われない、現実は動かない。

「そんなんわかってるよ!
もちろんこんな自分嫌だから変わりたいよ!」
って思ってたけど、
結局この症状、障害にしがみついていたのもまた
自分なんだな、、ということにも
最近やっと気づいた。


目に見えない世界のことも好きだから、
スピリチュアルや量子力学、脳科学、
いろんなことの情報をインプットして、

強迫性障害の寛解のヒントにならないか、
すごくいろんなことを試した。

とっても良くなったこともあったし、
合わないものもあった。
なんなら更に酷くさせたやつもあった(笑)

でもね、おかげでシャワーは
平均で2.3時間で済むようになったんだよ!

こんな自分だからこそ
伝えられる「何か」はあると思っていて、
強迫性障害になったことにも
必ず意味があると思っている。

高校生の時、
人の心を救いたくて
心理カウンセラーになりたかった私は、
今心療内科にお世話になる側になっているけど

私はこの経験・体験談を活かして、
誰かを救えたり、ちょびっとでも支えたりできたらなと思っています。

本当は分かりやすく絵を添えて〜とか、
下書きかいてから〜とか、
時系列に〜、とか
すごくいろんなこと考えていたんだけど、
自分の性格上、
このままだとやらないで終わるので、、

だから、
完璧を求めるのをやめよう、
手放そうと思って、
雑でもいいからまず一歩踏み出そうと思って
このnoteを始めることにしました。

どんな風に書き進めていくか
全然決まってないから
読みにくかったらごめんなさいなんだけど、

自分が試してよかったこと、
こんなマインドでいると良いよ、とか
これ効いたよとか、
不潔恐怖じゃない人でも
たぶん何かのヒントにはなることがあると思うのでそんなことを交えつつ、
自分の経験を書いていけたらと。

もがいて足掻いてたら、溺れるだけだし、
気にしない気にしないってしてたら、
ずーっと気にしちゃってるまんまだし。


今だからこそやっと気づけたこと、を
みんなにもシェアできたらと思います。


そしていつかいつか自分がこれを読んで、
「うっわ〜こんなこともあったねぇ〜(笑)」と
笑えるくらいになることを祈って。


よろしくどうぞです☺️

しずか

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