環境に順応できないのは性格かな?と思っていたけど....
私が生まれ育ったふるさとは、愛知県尾張、結婚してずっと住んでいるのも尾張の大都会。
つまり言葉(方言)も食文化もほぼ同じ地域。
日常生活や人間関係、地域の行事や祭礼にも違和感を感じることなく暮らしてきたし今もその延長で暮らしています。
私の娘は、結婚よりも仕事を選択して東京でひとりで頑張っていて、私にはとてもできない。
この娘、生まれ育ちは名古屋、大学は京都、仕事は東京と自然豊かな環境とは無縁の大都会暮らしが多いけど、すんなり馴染んで暮らしているので、性格の違いかなぁ?と思っていました。
言葉も食文化も地域のさまざまなことも
すべて異質の土地柄に順応できるのが凄い!
とさえ思っていました。
母親の私が、地域にこだわり、順応性ゼロなのに、
なんで娘は、こんなにどの地域にもすんなり溶け込めて行けるの?とふしぎでしかたがない。
私ねぇ、自分でいうのもなんですが引っ込み思案な性格じゃないし、中学高校時代はずっ~とクラスや部活のリーダーで目立ちまくっていたかもしれない。
成績がものすごく優秀でもないし、体育なんて中学時代のトラウマがあって死ぬほど嫌いなのに、体育祭の模擬店は張り切っていた。
でも、これほど地域文化に溶け込めない性格とは思っていなかったけど、夫が転勤族でなくてほんとによかった!
たまたま私がもうずいぶんまえから愛読しているメルマガの一文にこんな言葉がありました。
全文略
人間の細胞は、育った土地の水、食べ物、空気に合わせて作られますので中略久しぶりに帰省した時に細胞が伸び伸びした感じがするのはそのためです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
メルマガのタイトルは…
(1日10円で大開運!!
本当に効いた超カンタン風水術おまけつき!)
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ああ、なるほどねぇ…と納得しました。
環境に順応できるのは性格ではないのだと。
私は私が生まれ育った土地に近い地域にずっと暮らしているので食文化も言葉の文化の方言も理解できるし、その土地ならではの祭礼行事もわかる、
地域の地名と場所も、どんな特徴があるところかも子どものころから遊びに行ったりして知っている。
だから、私の細胞は、この土地で暮らして何の違和感もなく日常的に伸び伸びしているのだと。
私の娘のように、
大都会暮らしに順応していると、逆に、
大自然豊かな土地に旅行するのは好きだけど、その土地で暮らすのはむりと言います。
地域の濃密な人間関係や
よくわからない祭礼や行事に強制的に参加しなければならないのが苦痛で、とても途中から入っていけそうにないからと。
そうかと思えば、娘の知人女性は都会育ちながら、北海道の農家へ行きたいと20代そこそこで嫁いだそうです。
私の細胞は、
生まれ育った土地の太陽と雲と風と雨、雪、山のないだだっ広い平野で育つコメと野菜の恵みなどからできている。
海は遠いけど木曽三川という大河があるので海産物より川で採れる魚介類などからできている。
海の幸、山の幸とはほぼ無縁だった私の細胞、やはりここがいちばん住みやすい場所だったんだよね。