イラストの備忘録~『王の獣』
ふと本屋に入ると。
書籍『ILLUSTRATION 2022』が発売されていました。
大好きな、古塔つみさんのイラストが表紙。
ついつい買っちゃいました。3000円という衝動買いするには少々高いですが、お値段の価値以上に楽しませていただきました・・・!
これを読んでいると、イラストを描きたい欲が高まりまして。
ちょうど半年ぶりぐらいにclip studioを開きました。
久しぶりに描くと、きれいな線が全然かけないんですね~。狙ったところに線が引けない。強弱の加減がつけられない。
なので、練習もかねて、さいきんハマりにハマっている漫画、王の獣のイラストを真似っこして描きました。
4枚。感想も交えて紹介させていただきます~。
1枚目!
線の抑揚が弱く、ぬるっとしてしまっている(デジタルイラストっぽくなってしまっている)。線が固い。細い線が表現しきれていない。
・上に覆いかぶさっている髪の毛は、太く、なめらかに。
・下の髪は、細く、先端を多めに。(細い線を重ねることで、柔らかい印象になる。)
・下の髪と上の髪がメリハリあるのは、ショートヘアの特徴かも?
・前髪はやや長い。塊で描く。
・線が重なるところの隅だまりで、メリハリをつける。
・顎下の線は太くする。
2枚目!
1枚目より上達したのでは。
やっぱりしばらく描いていないとコツとか忘れてしまうから、メモしておくの大事だな・・・。
・目・瞳の角度が顔に沿うようにする。
・輪郭線となる髪は、太く修正すること。
・影の境界線を消してグラデーションを作ることで、繊細さを表現する。
・前髪と、後ろとの跳ねている毛をぴょんっと動きをつけることで、藍月の幼さ・可愛らしさをアピール。
・ショートヘアの卵っぽい丸みが可愛すぎる・・・!はじめに可愛らしさがどこにあるのか?を観察してから描き始める。
・跳ねる髪の毛が短いとツンツンした感じになってしまう・・・。柔らかさを表現するために、平行して長めにする。
・髪の毛が固くみえてしまうんだよなあ・・・。髪の毛先を、顔の形に合わせて柔らかく傾けること。
・輪郭のふにゃふにゃ感で、感情のブレを表現する。
・影になるところは、線を増やす。髪の塊の下とか。
・ペンの入りを弱くするようにすること。後から整えるのに時間がかかった・・・。
・黒い服は、テカリで皺を表現する。腕を曲げているときは、斜めにテカリを入れる。
・瞳がまるいと可愛い印象になる。
・顔の輪郭難しい・・・。線は後から消すこと。きっちり一回でとるのが難しい。細めに何回も描くとかやってみる?
顔のラインは好きな個所なのでこだわりたい・・・。
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まとめ。
・可愛らしさがどこにあるのか?をはじめに観察してから描き始める。
・髪の毛のコツ
・線の入り抜きを操れるように。髪の毛は、入りは細目で。
・影のところは細い線を増やして、柔らかさと陰影を表現。
・顔の形に添うように毛先を滑らかにして、柔らかさを表現。
・髪の毛はツンツンさせないように!ストローク長い線で動きをつける。
ですかね!
明日も描くぞ~~~。