言葉は映し出す
久しぶりにnoteの記事を書いています。どうしてこういった記事やSNSでの投稿を続けているのか、人と話すのはどうして面白いのか、そんなことを思っていてふと感じたのは『言葉』の持つ力についてです。感じたままに記します。
話し言葉も書き言葉も、発した途端に自分から他者へと広がりを持ちますが、『自分の言葉で書く』という言葉そのままに自分そのものを映し出すものだと捉えています。プロであっても趣味で書いている場合でも、巡り巡って自分に戻ってくるような力がみられます。
丁寧に話す人は丁寧な世界に、元気な口調の人は元気な世界に住んでいるとでもいいましょうか。言葉はその人の世界観そのものです。ブログ記事もSNSの投稿も、その時々で大切だからとか必要だからとかそれぞれの意図を持って発しますが、その記事や投稿の言葉というのは例え他者に向けた内容であっても、言葉そのままに筆者のその時々の状態を表しているものだと気づいてからより興味深く感じるようになりました。その作用を生かして、発信する言葉に映し出された自分を見直すことができるのもまた言葉の持つ力で、本来こちらの力の方がより主軸にあったのではと思います。まるで盃に映した月を愛でるかのように。
あるがままに発信していくことで、読んでいただいたり少しでも参考にしていただける喜びとともに、自身を磨く場にもなり、幾重にも味わえます。盃で楽しむお酒は自分好みでもいいですし、相手好みでも趣あるものです。大切なのは言葉もまた自分自身であるということ、答えはとてもシンプルなのでしょう。
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