あなたは✖️✖️✖️✖️
それはただの✖️✖️✖️で
ただの✖️✖️✖️に過ぎない
僕のこころには、刺さってもいないし
痛くもない
ただ砕いても砕ききれない小さな小石が
胸の奥のずっと奥の方で
ゆらゆらと浮かんでは消え
右に左にゆらゆら蠢くだけ
あなたは✖️✖️✖️✖️と、言われても
記憶もなければ
✖️✖️だって覚えてもいない
ただ、ぼんやりと
ああ、そうだったのかと
思うだけ
傷つきもしなければ
悲しくもない
✖️✖️✖️と、言われても
本能なのか
生きるための術なのか
ただ✖️✖️✖️に違いないと
思うだけ
僕はまだ、子供だったから
生きることしかわからない子供で
死という存在をわからない子供で
一週間が長いのか、短いのかも
わからない子供で
想像と記憶の片隅で
✖️✖️✖️している
あなたは✖️✖️✖️✖️
脳裏に映し出されるのは
ただただ赤いだけの夕焼けと
黒い青から伸びた腕
そんなのは幻想に違いないと
どうしてどうして
消えてしまえ
どっかにいってしまえと
そうやってやり過ごして
じっと待てば
ただの小石になって
ゆらゆらと浮かんでは消え
右に左に蠢くだけ
あなたは✖️✖️✖️✖️
普段は忘れているのだけれど
それは突然やってきて
ああ、そうだったのか
胸の奥の小石が、ゆらゆら
ゆらゆら蠢くだけ
どうにかそれを取り出せないかと
考えてもみたけれど
どこにあるのかも、わからない小石は
ゆらゆらと浮かんでは消え
右に左にゆらゆら蠢くだけ
あなたは✖️✖️✖️✖️
唇を歪ませ蔑んだ目で
教え✖️✖️✖️する必要があったのか
どうでもいいことなのだけれど
どこにあるのかも、わからない小石が
ゆらゆらと浮かんでは消え
大きくもならず、小さくもならず
今日もゆらゆら蠢くだけ
あなたは✖️✖️✖️✖️
だからなんだ
あなたは✖️✖️✖️✖️
いい加減にしてくれ
あなたは✖️✖️✖️✖️
くだらない
あなたは✖️✖️✖️✖️
どうでもいい
あなたは✖️✖️✖️✖️
なんてことない
あなたは✖️✖️✖️✖️
僕の中に
勝手に棲みついた
ただの小石
ただそれだけのこと
あなたはゴミを食べて生きていたのよ
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