タイタニック号が最後に寄港した街コーヴ アイルランド〜イギリス日記7
聖コルマン大聖堂
1868年から47年もの歳月をかけて完成した。
カリヨン(49個の組み鐘が並ぶ)は、アイルランド最大なのだそうです。
大聖堂、大きすぎて、写真では全体像収められません。
大聖堂には、ここアイルランドで度々入りましたが、お祈りをあげているグループがいたからか、ここは、ひときわ静寂な雰囲気を感じました。
コーヴの街は、1912年、タイタニック号が沈むまえ、最後に寄港した港町としても有名です。
この日も泊まってる大きな客船が
当時は、沢山の人が新天地アメリカに夢を求めて移住したそうです。アイルランドの人口が半分になった、ジャガイモ飢饉時代、アイルランド移民600万人の内、250万人がこの港からアメリカに渡ったそう。
また、1915年、ドイツの潜水艦から魚雷攻撃を受けた客船ルシタニア号が、南アイルランド沖で沈没、亡くなった1198名の犠牲者の多くはコーヴに埋葬されたのだそう。
最後の眠りについた人たち、新しい土地に出発した人たちそんなストーリーのある街
タイタニック号のミュージアム、タイタニック・エクスペリエンスへ
入場チケットは、本物の乗船券の写し。
実際にタイタニックに乗り込んだうちの1人の名前がランダムに渡されます。
私に渡されたチケットは、24歳の誕生日の日にタイタニック号で亡くなった、歌うのが好きだった女性、ノラの乗船券。家族も、それぞれのストーリーの乗船券をもらいました。
この世界には、無数にそれぞれの人生があって、そこには、それぞれの願いや想いがある。どれもが、唯一無二のすんばらしいヒカリ
一度に沢山の人生を感じたような時間を過ごし、最後に大聖堂に再度立ち寄ったら、葬儀が行われていました。沢山の人の祈りの中、棺が運ばれていくお見送りの時を一緒させてもらいました。
その人だけのストーリーを紡ぎながら、沢山の人のストーリーが重なってる。
で!
キルケニーへ移動して、こちらアイルランドで、
初パブ、ビールをゴクゴクしました!
この日の夕焼けが一段と綺麗でした。
今日という一日に、今日もありがどう。
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