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謎の新興宗教“真如苑”に訪れた
バイト先の友人 I くんがバイトを辞めると聞き、「次は何をするの?」と尋ねたところ、「寺で働く」とのこと。色々聞いてみるとどうやら関係者とその知り合いしか入れない場所もあると聞きました。最近いろんな宗教や中国史とかハマってるんで面白そうだと思い、「行ってみたい!」とお願いしたところ気軽に OK をくれたので行くことに。
真如苑とは?
真如苑は仏教系の宗教で世界各国に支部があり、アメリカにも9つの拠点があるそうです。今回は、その総本山である東京・立川の真如苑を訪れました。残念ながら写真撮影は禁止だったため、写真はないです。
詳しくはウェブサイトを見てみてください↓
入信と施設について
真如苑では、年 2400 円で "sinnyo カード" を作成すると入信できるとのこと。意外とお手軽です。
施設はいくつかの建物に分かれており、中にはカフェテリアが併設されているものもありました。特に、月 200 円で利用し放題のスペースがあり、「これは作業に良さそう!」と思ったところ、実際に作業している人もいました。なるほど。
礼拝の流れ
本部の建物に入ると、様々な建物に順番に礼をする決まりがありました。帰る時は、その逆順を通ります。それぞれの建物には意味があるらしいですが、友人は「勉強不足…」と嘆いていました(笑)。
仏教系の施設なので当然大仏もありましたが、それよりも目を引いたのは、真如苑を開いた教主様とその家族の像。まさかの金色!「めっちゃ人じゃん!」と思わずツッコミたくなるほどの存在感でした。
建物の内部は、教主様に関する展示が多く、博物館のような雰囲気。入信している人たちは、教主様の教えに深く共感しているのか、それともファンクラブ的な感覚なのか、個人的に気になりました。
施設内はとても静かで、都会の喧騒から離れられる心地よさがありました。
修行について
「接心」とは?
真如苑では「接心(せっしん)」と呼ばれる修行があるそうです。これは、自分の心に触れる体験をするものらしく、友人 I くんは「接心」を通じて霊媒師的な指導者からアドバイスを受け、外資系に就職を決めたそうです。なんだそれ。
修行について
「修行」と聞くと、厳しい正座や長時間の瞑想を想像していましたが、真如苑では「人に優しくする」など、日常的な行いも修行に含まれるとのこと。それでいいのか…?とは思いつつも、結果的に善行が増えるならいいことだなとも感じました。
感想
正直、「仏教だし普通の寺院かな?」と思っていましたが、思ったより人間(教主様)の存在感が強く、「これは宗教…?」と若干戸惑う場面もありました。しかし、特に厳しい規律があるわけでもなく、雰囲気もゆるく、信者の方々も穏やかな印象でした。
また、知らない人物に礼をするという感覚は、ずっと不思議に感じました。でも、月 200 円のカフェテリアは作業スペースとして魅力的で、入信するのもアリかも…?と少し考えました(笑)。
他の宗教施設も見学してみたくなったので、次は違う宗教にも足を運んでみたいと思います。
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