民泊の始め方　OPEN　Airbnbレビュー編

メスゴリラ：あんた、OPEN出来ずに死んだかと思ったわ。何してたのよ？

ゴリラ：どうもゴリラ不動産です。お久しぶりです。前回のリスティング作成編からずいぶんと時が経てしまいました。

問い詰めるメスゴリラ

ゴリラ：うむ。OPENまでの忙しさに加えて、本業の仕事が人手不足で忙しくてさ。色々なトラブルを抱えて、伝書鳩とサンドバック状態になってしまってね。

逃避行したい気分だよ

メスゴリラ：それで２号店は無事にOPEN出来たの？
ゴリラ：うん。それは何とかOPENしたよ。保健所とのやりとりに辟易していたのも、今や昔のこと。懐かしい気分だよ。
メスゴリラ：それで、予約状況はどうなの？
ゴリラ：２月にOPENしたんだけど、毎週末は予約が入っているよ。日本人の家族やグループ旅行をターゲットにしているからね。でも、色々大変なんだ。
メスゴリラ：何がよ？
ゴリラ：まずは、レビューだね。一時ゲストチョイスっていうAirbnbの評価をもらえたんだけど、★３のレビューが付いたら、消えちゃった。
予約が入る時は、バンバン入るんだけど、入らないときはパッタリ止まるんだよね。まぁ、直近の予約で埋まっているからだと思うけど、Airbnbのアルゴリズムが気になるよね。
メスゴリラ：レビューって影響が大きいの？
ゴリラ：非常に大きいね。カスタマーレビューっていつの間にか重要なファクターになっているんだよね。星が多ければ、多いほど良いものだという認識が一般化したよね。だから、星が少ないレビューで悪いことが書いてあると、購入や予約を控えることに繋がるんだよね。
メスゴリラ：そういえば、私もyoutubeで買う前にレビュー動画よく見るわ。
ゴリラ：そうだね。あれも案件でやっている気がするけれど。つまり、企業や販売者は、お金を払ってでも高いレビューを獲得したいんだよね。
メスゴリラ：最近は、Amazonでもサクラレビューが話題になっていたね。
ゴリラ：それほど、重要なファクターなんだ。悪用しようと思えば、近隣のライバル民泊施設に、悪評価レビューを付けて、ライバルを貶めることだって出来るんだからね。

レビューに一喜一憂する

低レビューをもらうとAirbnbから注意勧告が来る

ゴリラ：ちなみにAirbnbで低い★３以下のレビューをもらうと、リスティングが一時停止させられたり、最悪削除されることもあるよ。
メスゴリラ：Airbnbのホストがレビュー獲得に躍起になっている理由がわかるね。
ゴリラ：まぁ、そもそもAirbnbに限らず、プラットフォーム事業者の宿命なのかもしれないね。app storeだって、Amazonだって、食べログだって、じゃらんnetだって、Fanzaだって、皆レビューを見ているし、購買者はそれを正しいものだと判断しているからね。
まぁ、Airbnbのレビューはまだ良い方だと思うけどね。実際に宿泊した人しかレビューを書くことは出来ないし、ホストとゲスト双方でレビューする仕組みだからね。
メスゴリラ：？？fanzaって何？
ゴリラ：・・・気にすることはないよ。男の楽園だよ。
メスゴリラ：そんなアダルトサイトのレビューも見るの？
ゴリラ：まぁ、そうだね。つまりは、人は選択をするときに、損をしたくない、失敗をしたくないってことが、このレビュー文化が広がった原因なんじゃないかな。
メスゴリラ：事業者にとっては、レビューは生命線の訳ね？
ゴリラ：そうだね。特にAirbnbの最初の時は、生命線だね。今後の売上拡大の明暗を分けるからね。結局レビューについても総レビューの平均値が出てしまうから、始めたばかりの１０件しかないレビューに★３の低評価レビューが付くのと、２００件以上ある総レビューで★３の低評価レビューが付くのではダメージが違うからね。
メスゴリラ：確かに平均値だと、最初の方に低レビューが付いちゃうと、厳しいね。
ゴリラ：だからレビューの奴隷になっちゃうんだ。

カスタマーレビューの奴隷になる

メスゴリラ：じゃぁ、あんたどう対策するのよ？
ゴリラ：まぁ、受け入れるしかないね。商品を磨くしかないんじゃない？指摘されたことは、すぐに改善する必要があるけれど、ある一定の低評価は受け入れて、自分の宿泊施設を魅力的にする為に活動するしかないんじゃない。
メスゴリラ：何の変哲もない平凡な回答だね。
ゴリラ：そうだね。小手先の高評価のレビューを依頼したり、ゲストの悪口を言っても意味ないしね。
メスゴリラ：さすが、fanzaのレビューを書いているだけあるね。
ゴリラ：・・・

それは言わないでよ。