~風のままに~
私は、これから、どこに行くのだろう?
どうして、ここに来てしまったんだろう?
どうして、生まれてしまったんだろう?
って。いつも、心のどこかで考えてた。
「私なんて、要らない人間なんじゃないか」って。
あたりまえのことが、あたりまえに出来なくて。
あたりまえに感じられなくて、いつも、ありふれた言葉さえも。
身に心に染みてしまって。
自分の本当の心の色が分からなくて。
もう、マーブルというか、カオスというか、ブラックホール。。。
パンドラの箱・・・etc.etc.....
もう、どうしようもなくなった後に。
本当の自分の色が染みだして浮かんでくる。
そんな、体験を多分、私は、今、しているんだと思う。
今は、あまり余裕がないけれど、
最後には、最後こそ、心から「ありがとう」って
言えるように。
私は風のように歌っていたいんだと。
今、窓から見える朝焼けの空になにかの鳥が横切った。