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お金を貯めることは自然環境保全につながる
近年、REDDなど環境保全に対する支払いの取り組みが増えてきた。しかし、本当にそういった取り組みが環境保全に繋がっているのだろうか?おそらく繋がっていない。例えばある途上国の政策で行った環境保全に対して国際機関が支払いを行ったとしよう。多くの場合、支払われたお金は結局、経済活動や開発に使われる。そして経済活動や開発を行えばエネルギーや天然資源が使われ環境劣化を導く。支払われたお金をプールしておく場合は環境保全になるかもしれない。しかし、そもそもそういった取り組みを利用しようとした国・政府はお金をプールしておきたいのだろうか。そんなことは恐らくない。
同じ様なことは生活レベルでもいえることである。環境に優しい製品を高い対価で購入した場合、製造元は儲かるが、結局、製造元はそのお金を事業拡大に使い環境負荷を生み出す。そのように考えると個人としてもお金を貯めることが最も効率的に環境保全を進めることに繋がる。お金など無くても幸福を感じる生活様式に変えることで、自然とお金は溜まる。お金を貯めると結局税金で持っていかれるが、少なくとも生きている間は経済活動を自身で抑制することになり環境負荷が減る。
周知の通り、あちら側の人達(一般市民ではない)も莫大なお金を貯めている。あちら側の人たちはもう一生困らないほど十分すぎるお金を持っているのに、更にお金に執着し際限なくお金を稼いでいる。何のためか。恐らく一つは権力を有しておきたいから、もう一つは一般市民にお金を使わせて環境負荷を増やしたくないからだと容易に想像できる。
なんども言うが経済活動と環境保全は両立不可なのである。