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チコリーのフラワーエッセンス。エゴと無条件の愛


この時期になると、近所の公園でチコリーが咲き始めます。
私はこのチコリーの花にいつも心を奪われます。
カレンデュラやタンポポのような明るく元気をもらえるようなビタミンカラーも良いし、
この時期の紫系のキク科も良い。
ネバリノギクやユウゼンギクなどよく見かけます。

その中でもチコリーはちょっとひときわ目立ちます。

ヨーロッパとかの色!青紫と言うのかな、、、、
高貴というか、、、聖母マリアのマントの色とも言われています。
私は、タロットの女帝のイメージ。まあ、似たようなものですね。

chicory (キクニガナ)

花の美しさとのコントラストはまあとにかく茎も根っこもトゲトゲしていて、
パンクロックしてます。
花弁もギザギザ。
美しい繊細な花と傷つけるような棘だらけで荒々しくイライラを感じさせるような。

Bach Flower のチコリーのテーマには
「エゴ」「愛」があり、親子のテーマでも使われるエッセンスの一つです。

母は子供に失敗して欲しくなくて、
自分の子供にはこうしたほうがいいとか、あれはだめだとか過干渉したり、
子供を良かれと思い、自分の思う道に進むようにコントロールしようとします。
そこには子供への愛情や失敗してほしくないという思いがあって
でも親と子は考え方も環境も生きている時代も違います。

そしてその子供が大人になり、
自分の子にはそういう思いをして欲しくないと思い、親と全く違う教育方針を掲げたりします。子供の頃、〇〇させられて嫌だったと。自分の子供にはあんなことさせないなど。
親もショツクです。良かれと思ってやってきたことだったので。
しかし、次の世代のこどもがちゃんと受け入れてくれるかはわかりませんね。
これは結局親のエゴで。
どちらが正しいか??なんてわからないし、
孫の代にしても、良かったかはきいてみないとわかりません。

こういうのはLycの親があれこれ厳しくしてしまい子供が自尊心を失ってしまい、
常に自分で決断できなくなったり、自信を持てずにいることと似ていますね。

親と子供が分かち合うのは大変ですね。

チコリーのエッセンスは相手に対する過度な期待や執着を手放すエッセンスです。
愛する人を守る気持ちが過剰で独占欲がある時に。
特に母親ならこんな気持ちになることもあるかもしれませんね。
何かをさせないように物で釣ったり。

「バッチフラワーニューセラピー」
ディートマー・クレーマー著
のチコリーの解説が面白い。
この本はちょっと皮肉っぽいので笑ってしまいます。


チコリーな母親
・子供達が思った通りにしないと、駆け引きを始める。

・「買い物についてこないなら家で留守番しなさい」と脅迫する

・年をとって一人で生きていくことだけを考えるととても不安になる

・「あなたのためを思ってしたのに、そんなお返しをするなんて。誰のおかげで今のあなたがあると思っているの?」

・子供が成人した後でも自立して勝手に決断を下そうとすれば、ひどい侮辱を受けたと感じ、いつまでも根にもつ

・子供達のためにしてきたことは、大人になったらお返ししてもらうべきと信じている


このように相手を自分に依存させるのです。
あなたたちは私が居なくては何もできないでしょう?
だから近くに居なさい、色々してあげれるから。(そして子供を支配する)
しかし自分もしっかりその相手に依存しています。
このタイプの人は一人になることを嫌います。
だからチヤホヤされるために自分も精一杯相手の面倒を見たりする。
借りを作っておくような?
だから、相手も、たくさん借りがあるから要求を受け入れなくてはいけないかな。と
思ってしまいます。

これが行き過ぎると子供が近くにいて面倒みないといけないくらいの病気にかかり、
注意を引くまでに発展します。

このエッセンスの花の色が青紫の慈愛の色なのは、母性の愛の色なのでしょうね。
ピンクのLoveではなく。
ちなみに、タイトルの写真はブルーが強く、(たしかマルセイユかリヨンだったか)
酸性度の強い土壌では紫が強くなります。
チコリータイプの人は相手によって態度を変えます。

キリストが説いている「無条件の愛」ですね。
相手がどの道を選んでも応援できる。
私はそんな親になれるだろうか。

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