ナレッジワーカー・マネジメント――業績も人もついてくる数字で語るマネジメント術
ナレッジワーカー・マネジメント――業績も人もついてくる数字で語るマネジメント術
藤崎 邦生 清宮 理慎 プレジデント社
内容
ナレッジワーカーを、どうマネジメントするかで、知的サービス業の未来が変わる!
IT、広告、コンサルティングといった、有形・無形の提供価値を生み出す「知的サービス業」で働く、高度で専門的な知識・スキルを有する人材……、このようなビジネスパーソンこそが「KNOWLEDGE WORKER(ナレッジワーカー)」である。
しかしながら、こういった業界で、優秀な人材を有する企業の経営管理が、実は、「ざっくり」しているという状況がある。
知的サービス業に属する企業が、永続的な成長を目指すためには、今こそ、マネジメントの手法を変革していく必要がある。
そのポイントは、「目的の定義」「見える化」「人材管理」を徹底することにある。
知的サービス業の競争力の源泉は、ナレッジワーカーである社員であり、だからこそ、事業を継続的に成長させるために、KPIなどを活用したマネジメントが重要となる。
そして、経営者が思い描く「あるべき姿」へと組織・個人を方向づけながら、メンバーの能力や生産性を客観的かつ公平に評価し、人材管理までをスコープに含んだ制度設計も求められる。
さらに今後、AIなどの技術の発達によって定型業務の自動化がますます進んでいき、これまで以上にナレッジワーカーの生産性向上、つまり、ヒトしか生み出せない「付加価値の最大化」が重要になってくる。
本書は、ナレッジワーカーを抱える知的サービス業が、「勝ち組企業」へと変わるための発想とテクニック、実践術を提供する。