JxW「THIS MAN」とSEVENTEENの話

　珍しく、アイドルの話をしようと思います。
　K-popアイドル、SEVENTEENのメンバーであるJEONGHANとWONWOOのユニットJxWがアルバム「THIS MAN」を発表した。
　都市伝説「THIS MAN」をモチーフにした作品で、「Last night」のMVでは、美しい過去に囚われた一人目の「THIS MAN」をJEONGHANが、未来を見つめ、現実こそ美しく面白いものと考える二人目の「THIS MAN」をWONWOOが演じている。
　元々、SEVENTEENは大好きで、時間の許す範囲でよく聴いたりみたりしているけれど、この二人の組み合わせを見られるのはとても嬉しい。
　都市伝説を作品に昇華するなら、この二人がベストだと思う。本当に。
　加えて、曲調や映像コンセプト、衣装、アルバムに収録された二人のソロ曲が全てうまく噛み合っていて、クリーンヒットしている。
　１日１THIS MAN。１日１「Last night」。そんな感じ。　

　たくさんの芸能人の方々がいて、綺麗だったり可愛かったりする方々がたくさんいるけれど、SEVENTEENのみなさんは１３人それぞれの（顔を含む）造形美が素晴らしいと思っている。
　見ていて飽きない。
　描きたくなる顔が揃っている。
　顔タイプ、骨格タイプ、パーソナルカラー、性格等、１３人のバランスも良い。
　そして、この人たちだいぶ面白い。
　芸人アイドルとはよく言ったものだ。
　だけど、歌も上手いし、ダンススキルは目を見張るもので、自分たちの魅せ方も熟知していて、そのギャップにまた惹かれてしまう。
　そして、様々なコンテンツを見ていて、この人たちはスタッフの人たちにもとても愛されているなと感じる。
　
　厳しい芸能界にいるはずなのに、優しい世界の住人たち。
　なんの不安もなく、見ていられる人たち。
　きっと、大好きなまま、これからも応援していくだろうと思う。

　今回の「THIS MAN」。
　夜の街、夢の中で繰り広げられる物語。
　夢想癖のある私は、この「THIS MAN」の世界観から抜け出せなくなってしまっている。
　なんて嬉しい敗北なんだろう。
　久しぶりに、単純に楽しいし、心が潤っている感じがする。
　できれば、またこの二人で都市伝説シリーズを続けてもらいたい。

ご覧いただき、ありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。　緑川