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さしすせ午前の優雅な生活

朝、7時に出かける夫を玄関まで送り(この間記憶なし)、昨夜に作っておいた一杯の麦茶をコップ2/3くらい飲んでから二度寝につく。
本日の二度寝の夢ははっきりと記憶している。学校で韓国へ旅行へ訪れた最終日、海に入りたいのだが海から上がったときのバスタオルを紛失していることに気が付き、ホテルのスタッフの方(あれは柳沢慎吾だったのではないかと思う)にも大げさにタオルを紛失したことを伝え、3~4人の規模で大事になっていたが、柳沢慎吾と話している間に、前日海に入った際にバスタオルを使いそれをしっかりとキャリーケースに入れていたということを思い出した。それを聞いた柳沢慎吾は、はにかんだように苦笑いをした。
そもそも、なぜ韓国まで来てそんなに海水浴がしたかったのかが意味が分からない、と韓国の屋台に並んでいた際に考えていた点は、夢の中ながら冷静に客観視できていたなと感心感心。

昨日はバスマットと台所マットを洗濯しトイレ掃除をして、部屋中を掃除機かけてフローリング用のクイックルワイパーをかけることが出来た。
夜ご飯の支度をして、得意料理のキムチチゲを瞬間的に作り、今度は納豆巻きづくりに着手していた。
祖母にお高級な海苔をもらったので、回転寿司では食べることのできないパリパリの海苔の納豆巻きをどうしても食べたく、私の好きな寿司ネタ1位の納豆巻きを粛々と準備していた。(ちなみに夫は納豆巻き70位)
が、祖母にもらった海苔は巻物用ではなく、3cm×10cmサイズの海苔だった。え、確認すればよかった。。大判の海苔じゃないと納豆巻きが作れないじゃんね。。としてやられたような顔で海苔を見つめていたが、酢飯の粘着力を信じ、巻きすに味のりサイズの海苔を10枚並べ強引に納豆巻きを作成した。
綺麗な納豆巻きに拳を上から叩きつけたようなビジュアルの納豆巻きが完成した。

夫が帰宅する間10分ほどあったので、洗い物を済ませようと少し急ぎながらスポンジに洗剤をつける。
夫が帰宅する10分前にパリパリ海苔の納豆巻きを完成させてしまったので、喫食する頃には海苔はパリパリのままなのだろうかという不安が頭をよぎった。
その瞬間、ツナ缶の蓋で指を軽快に切った。

夫が帰ってくると、何者かに垂直拳突きをされた納豆巻きと、血が付いたシンクに指をキッチンペーパーで抑え脂汗をかいている妻の姿がリビングに同時期に存在していたので、さぞ混乱したことだろう。

納豆巻きは思いのほか成功しており、口に入れたら納豆巻き界ではそこそこおいしい部類であったし、ツナ缶の蓋で切った指は、適切な処置によりすぐに血が止まっていた。

外の世界には決して漏れないようなこのような事件が、家庭内で起きている。ただ、友達にも会社の人にもこの話をしたら「え、何の話?」と一蹴されてしまう。
だからこそ、家族という存在は唯一無二の存在なのだ。


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