犬猫の蛋白尿の測定
ぼくは、犬猫の健康診断で尿検査をよくしてるけど
それは、尿検査っていろんな情報がわかるし
性腎臓病も早期に発見ができるからやってる。
尿検査って、尿試験紙があって、それに尿をつけて検査するんだけど
それでタンパクが+で出たらUPCと言って尿にタンパクが、どのくらい出ているか、数値でみる検査をしてた。
尿試験紙では尿タンパクは、簡易的に検査して+で出てる子は
UPCを測定して詳しく測定してた。
尿試験紙で尿タンパクが-でもUPCが基準値よりもたくさん出ている子もいて
UPCの測定は尿試験紙で、尿タンパクが+になっていなくても
やった方がいいことを先日のセミナーで知った。
そこまで、ルーティンにUPCを測定してなかった。(反省)
腎臓の値が高くなったら尿検査とUPCの測定は必ずするけど
健康診断でUPCの測定までやっていたかと言うと
タンパクが+にならないとやってなかった。
もしかすると今まで見落としていた子もいるかもしれないから
尿検査をするときは、UPCも測定するようにしていかなきゃって、思ったのはいいけど
UPCを測定するのは、そんな高くはないけど安い検査でもない。
それを飼い主さんに負担をしてもらわないといけなくなる。
あれもこれも検査するのはいいんだけど
全て飼い主さんの負担になって
物価が上昇してる中で検査費用もどんどん高くなる。
どこまで検査してもらうのがいいのか?
考えないといけない。
UPCが高くなると腎臓病は悪化するし、死亡率も高くなる。
血栓症のリスクもあるから重要な検査なんだけど
真面目に検査してると「あそこに行くと検査をいっぱいして、お金ばっかりとられるの!」と言われる(悲)
納得して検査してもらえるように改めてしっかりと説明責任を果たさなくてはと思うね。