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鳥インフルエンザと猫

  


昨年の8月3日に農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課から


ペットフード協会会長等に向けて事務連絡されてる。


この情報をぼくは今知った!

1年も前の情報で古い情報で大変申し訳ない。


こんな重要な情報を獣医として知らなかったのはヤベーけど


この情報を今まで得ることができなかった。


ただ、これから鳥インフルエンザは、間違いなく問題になってくるとぼくは思ってる。


アメリカでは、乳牛が感染してその牛乳を飲んで人や猫が感染してる。


お隣の韓国で、キャットフードから感染した猫40匹のうち38匹が1か月以内に死亡してる。


でそのフードの回収命令が通達されてる。


キャットフードが問題ちゃー問題なんだけど


キャットフードに使ってた鳥インフルエンザに感染したアヒルの肉を


殺菌などの工程を十分に行わずに製品を製造したことで、猫が感染したようなのさ。


鳥インフルエンザは、75度で1分以上の加熱をすれば死滅するので


加熱殺菌せずにキャットフードにしたことになる。


今回の問題はキャットフードが悪いんじゃなくて


ちゃんと加熱殺菌せずに感染したアヒルの肉を使ったのが問題。


通常のキャットフードは、加熱殺菌されているから


もし、鳥インフルエンザに感染した鶏肉を使っていても感染することはない。


なのでそこは安心してもらっていいんだけど


生食派の人は生肉を加熱せずに猫にあげているから


もし、鳥インフルエンザに感染してる肉が入ってる生食フードを猫にあげると感染してしまう。


輸入ものを使ってる場合は、気をつけてほしい。


海外では鳥インフルエンザに感染して亡くなってる猫の報告が増えてる。


ぼくら飼主がしっかりと注意して、共に暮らす猫が感染しないように注意してほしい。

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