高齢犬や猫の脊椎の病気
高齢犬や猫で背中を痛がるとレントゲン検査をして確認するんだけど
その時に脊椎に問題があることがよくある。
多いのが変形性脊椎症って言う脊椎の変形が起こる病気で
脊椎の骨と骨の間が骨の成分で橋状につながっちゃう病気。
姿勢が悪かったり
筋肉が少ないことで脊椎と脊椎がこすれて小さな傷ができることでできたり
大きな外傷だったり
遺伝的になりやすい犬種だったり
老化によってみられると言われているけどはっきりしたことは、まだわかっていないのさ。
変形性脊椎症は無症状のことも多くて
レントゲン検査をするとたまたま見つかることも多いけど
たまに可動域が狭くなって、痛みが出たり、後ろ足がふらつくこともあるんよ。
背中を痛がる症状があって、レントゲン検査をして、変形性脊椎症があって
そこを押すと痛がる症状があれば、変形性脊椎症が痛いんだろうなって、痛みの治療をする。
痛みがある時は痛み止めを使うんだけど
変形性脊椎症は高齢犬や猫でよくみられるから腎臓が悪くなっていたり、脱水してたりすると
痛み止めの副作用が出たり、腎臓がもっと悪くなったりするから注意が必要なのさ。
なのでぼくは漢方薬やホモトキシコロジーの痛み止めを使ってみることが多い。
漢方薬やホモトキシコロジーであれば
痛み止めの副作用が出たり、腎臓がもっと悪くなることが無いから。
ただ、それでも痛みがなくならない場合は、痛み止めを使って改善になるかみてる。
高齢になるとたまたまレントゲン検査をした時に
変形性脊椎症が見つかることがあって、心配になると思うけど
痛みがあったり、ふらついたりする症状がなければ経過をみて
症状がある場合は治療をするよ。
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