動物の鎮痛ケア
動物が痛がってる時は、痛み止めを使って鎮痛ケアするけど
痛み止めって、非ステロイド性抗炎症薬を使うことが多い。
非ステロイド性抗炎症薬は、NSAIDsって言うんだけど
NSAIDsの副作用は、嘔吐や下痢などの消化器症状が出たり
脱水してたりすると腎臓に負担をかけたりする
全く副作用なくて安全な薬って言うわけじゃーない。
動物に全く副作用がない鎮痛ケアがタダであったらよくない?
それは・・・
接触性誘発性鎮痛療法!
医学的に偉そうに書くとそうなるけど
「いたいのいたいの飛んでけー」だね。
痛い所を触ることで鎮痛効果が誘発される。
これはちゃんと人の方では研究されていて論文もあって
みんな大好きエビデンスもちゃんとある。笑
この研究でおもしろいのが、脳波で痛みを確認しているんだけど
全く知らない人に触られても鎮痛効果は得られなくて
パートナーや恋人に触られると鎮痛効果が得られてるのさ。
と言うことは、相思相愛の共に暮らす動物の痛いところを
ぼくら飼主が触ることで鎮痛効果が得られるのさ。
これは、ぼくが触っても接触性誘発性鎮痛はないと言うことになる。(悲)
医学的な偉そうな言い方をすると接触性誘発性鎮痛療法は(ただ言いたいだけ。草)
タダで出来るし、いつでもできる。
動物病院が開いていない時間でもできるし
動物が大嫌いな動物病院に行かなくてもできる。
スゲー鎮痛療法じゃねー。
動物が痛がってるところがあったら、触って撫でて
接触性誘発性鎮痛療法を(何回、言うんなら。笑)
やってあげてー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?