星座と星座、境目生まれの人について
星占いは誕生日で太陽星座が決定します。
これはみなさんよくご存知の通り、おうし座生まれとか乙女座生まれとかそういうやつです。
ですが星座と星座の境目に生まれた方。
こういう方は、見る占いによって自分がどっちの星座なのか?
ちょっと混同してしまいますよね。
この境目のことを、ホロスコープではカスプと呼びます。
カスプに生まれた方々は、出生時間と出生地に基づいた正確なホロスコープを算出することで、どちらの星座に属するかがわかるようになります。
太陽星座が何なのか?というのがすごく重要なファクターであることは確かなのですが、実は星座をひとくくりにして、全部の人を同じ性質だと捉えることにはかなりの無理があります。なぜなら個人それぞれに生まれ持ったホロスコープが違うので、誰しもをひとまとめにして同じ性質・運勢だと判断するのはあまりにも早計なのです。
だから雑誌やネットにある星占いが、必ずしも自分には当てはまらないというのはある意味当然のことで。太陽星座だけでその人すべてを判断するのは不可能なのです。
話をカスプの方々に戻します。
以前わたしはこのようなカスプの方々は、前後の星座の影響を受けるという考えを採用していました。
ですが現在、ホロスコープリーディングを進めていく中で得た答えとして、星座の境目に生じる曖昧さはないのではないかという結論に達しています。
例えばある雑誌では双子座だったけど、テレビでは蟹座だった。
このようなことがあったにしても、生年月日から得られる出生データがあれば、どちらに属するのかわからないということはありません。その年によって星座の境目の日にズレが生じることがあっても、その年が確定しているのなら、どっちかわからないということにはならないからです。
そしていくら境目だろうが、ふたご座はふたご座だし、蟹座は蟹座なのです。どっちにもまたぐというのはないな、というのが今のわたしの持論になりました。
ちなみにひとつの星座において、いちばんその星座の特質が強く現れるのは、その星座内の誕生日の前半の方々です。特に星座が始まってすぐの誕生日(これを初期度数と言います)だと、いかにも○○座!な感じになります。
例えばふたご座で言えば、5月の下旬〜6月の初旬生まれの人は、よりふたご座らしい性質を持っているということ。誕生日が星座の後半から終わりに向かうにしたがって、対向する真向かいの星座の影響が入ってきます。
これを理解していると、雑誌やなんかの占いでも、違う見方ができるようになるのではないかなと思います。
てなわけで、ホロスコープちょこっと知識でした。