silent
冷えたsanpellegrinoを流し込む
儀式の様なcooldown
partyの後の耳鳴りと
喉の違和感は何時ものことで
身の置処のない浮遊感は
時間の感覚さえ奪っていく
オンナたちの くだらない噂話
gimlet・・・
不味い酒は 何故 酔わせてくれない
効いたフリして毒づいたところで
喉の奥の苦い感覚は失くなりはしない
どうすればあんな風に
猫撫で声が出せるのだろう
neonが消えれば
化けの皮が剥れるのに
えぇ 可愛げのない女・・・
dressを脱ぎ 熱いshowerを浴びて
lardが纏わり付いたような感覚を洗い流す
静寂が訪れる
いつもの匂いに包まれる
弱々しく照らす月明りの中
遠慮がちに 夜気が忍び寄ってくる
小さな炎を灯し 祈りを捧げる
この微塵な躯をひれ伏し
魂の限りに
そして 私が戻ってくる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?