【写真記】小清水原生花園(2023/06/14〜16)
写真メインの【写真記】です。
去年まではnoteの『画像』という記事作成ツールを使ってましたが、結局キャプション程度ではない量の文章を書くのでやめました。
網走国定公園 小清水原生花園
GoogleMAPはこちら
遊歩道が整備されています。砂地を歩く場所もあるので、それ相応の靴で行くことをオススメします。
花の見頃は6〜7月初旬です。
ハマナスは8月いっぱい楽しめると思います。
JR釧網本線 原生花園駅。毎年5月1日〜10月31日のみ営業される臨時駅です。
時刻表は、駅探やNAVITIMEなど様々な交通系サイトで確認できます。
知床連山は雲をかぶってました。
バラ科のハマナスは、とってもいい香り!
でもエゾシロチョウはエゾスカシユリの方が好きみたい?
たくさんのエゾシロチョウが飛び交う風景は楽園のようです。
左上:エゾノシシウド
右上:エゾキスゲ
左下:センダイハギ(濤沸湖木道付近)
右下:ヒロハクサフジ
たまたま駐車場に戻ったタイミングで地球探索鉄道 花咲線ラッピングトレインが通りました!
彩雲が現れた!
網走方面の雲行きがあやしくなってきました。
小雨がパラついてきたので急いでクルマに戻る。カメラが雨に濡れたら大変だ。
小雨程度だったけど、しばらく車内で待機。16時半頃に雲が晴れたので再び散策へ。
濤沸湖木道も歩きました。マルの中はヒオウギアヤメ。
エゾシロチョウが群れを成してオヤスミの準備。
左上:小清水原生花園 展望牧舎、遠くに斜里岳
左下:R244沿道にはクルマにひかれたチョウがたくさん落ちていたけど、それをカラスや蟻が糧にしていた。
枝の先に、たわわにぶら下がるエゾシロチョウ。原生花園の周囲に、特に多いようです。
明けて6月15日。
北海道の日の出は早くて、3時半頃には明るくなります。いつもは寝坊助のわたしが4時頃に目が覚めました。朝日が眩しい。
そして、ふと「早朝に羽化するんじゃないか」と思い立ち、朝5時過ぎに小清水原生花園に到着。チョウたちは元気に飛び交っていました。
そう言えば、枯れ枝にチョウが集まっていたのを思い出して駅のホームへ。羽化している姿を見ることができました!
枝にはおびただしい数のサナギがくっついていて、枯れているのではなくて幼虫に新芽を食べ尽くされているのだと分かりました。
(23日に訪れたときには、ちゃんと葉っぱが出ていました。)
単独なら気にならないのに、大量にいると気持ちわる…(自粛)
左上:鳶かな?
右上&左下:ノビタキ?
右下:ホオアカ?
野鳥も多く見られます。
エゾシロチョウの幼虫も食べるんだろうけど、それに負けないくらい大量に、一斉に羽化する事で種を繋いでいるんだろうな。
道の駅に戻って一眠りして、小清水町市街地で洗濯&入浴。
そして明日も日の出を目指すぞ!
3日目、6月16日。
目覚ましをかけ忘れてしまって、結局、昨日とさほど変わらない時間に到着。
しかし昨日よりも羽化シーンをたくさん見れました!
これは動画の方が伝わると思うので、がんばって動画編集してYouTubeにアップします。
最初は間近に見る羽化シーンに感動しきって他が見えていなかったけど、改めて見直すと大量のサナギが映っているのが…、やっぱり画にならないというか…。
お花との写真を見た後だと「うっ」となってしまいます。
それから、羽化してまだ翅が広がってもいないうちから交尾するんです。これには本当に驚いた。
蛹から出てきて翅を広げるまで、ほんの数分なのにも驚いたけど、メスと分かるやすぐさま交尾に群がってくる様子には驚くと言うより怖くなった。
これが自然界の合理的かつ最善の戦略なのか。
やっぱり、こういう画が癒やされるわぁ〜・*:.。. ° ✧
空を舞う一瞬を捉えたくて、カメラを構える腕がだんだん疲れてきますが時間を忘れて撮影しました。(三脚は使ってません)
エゾスカシユリは、花弁の隙間が空いているから「透かし」ユリ。
メスが掴まっている草が頼りなく風に揺れて大変そうだった。
6月23日、札幌のキャンピングカー仲間さんと一緒に見に来ました。すでに17時半だったので、ささっと一回り。
ハマヒルガオやハマボウフウが咲き、夏らしくなりました。
エゾスカシユリもエゾキスゲも開花が進みました。7月初旬にはもう終盤です。
小清水原生花園の駐車場は大型バスも余裕で停められる広さ。
入口にある【小清水原生花園インフォメーションセンターHANA】に、観光案内所や植物写真の展示、売店、トイレがあります。
4月~10月開館。
営業時間は8:30~17:30(4月、10月は9~17時)。
ほか濤沸湖 牧舎の近くにも駐車場があり、普通車30台分ほどの広さがあります(トイレなし)。
来年の参考にしていただければ幸いです。
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