研究への扉
研究テーマが(だいたい)決まった。
指導教員に言われた。
「先に言っておくね。研究続けてて楽しいのは最初だけです。いつかは必ず飽きが来ます。一番、楽しいのは、研究の構想練って手をつけてない時です。」
指導教員は例え話を続けた。
ある画家は、真っ白なキャンバスを前に何日も絵を描きませんでした。
なんでだと思う?
その画家は、「白いキャンバスには無限の可能性がある。筆を少し入れただけで可能性が狭まってしまう。最終的にできた絵は、ひとつの答えであって、そうなることもある、くらいのものでしかない。」
といった。
研究も同じでね。
知れば知るほど情熱が失われてくというのがあるんです。
修士の終わりごろにドロップアウトする人も結構います。
研究者になるには、どれだけその研究に興味を持ってやり続けられるかが重要です。
別に研究者になる必要も無いけどね。
と話してくれた。
地道にひとつのことを定常的に継続できる自信、正直今の自分にはない。
ただ、やるしかないし、指導して下さる先生(≠指導教員)をがっかりさせたくない。
学士、修士、出来たら博士とりたいなあ。頑張れるかな。
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