今年をあらわす漢字
正月三が日を過ぎて、
鏡餅の上に載せた橙(だいだい)が葉は萎れてきましたが、実はなおつやつやしています。
普段食べこともなく、
「正月飾りには橙だ」と主張する実家の母を見ながら
橙って何者だろうと思っていました。
Weblo辞書によると
『橙の名前の由来は、「代々」にある。通常、果実は完熟すると木から落ちるが、橙の場合は完熟したあとも数年は木の上に残る。こうして何代もの果実が同時に木になることから「代々」と呼ばれるようになり、「先祖代々栄える」とかけ縁起の良い果物だと考えられるようになった。』
木の生態によって名付けられたようです。
確かに、実家の橙は実が木になったまま。
完熟になり実が落ちて、種が地面で芽吹くことで子孫を残す。
そんなあり方ばかりではなく、完熟しても若い実とともに木になる。
そんなあり方も面白い。
橙のように
実をつけたとおもったものをすぐに回収するのではなくしっかり木にぶら下げたまま
ほかの実をつけて
木自体をたわわに、にぎわしくするような学び方をしたいものです。
元旦より、今年の一字を決めあぐねておりましたが
2022年は「橙」
先々にまで続くよう、
学びやご縁をつなげるような実りある年にいたします。
さて、あなたの2022年の一字はなににしますか?