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「どうして怒らないんですか?」

「どうして怒らないんですか?」と言った問いに対して
「あなたは怒られたいのですか?」という逆質問で返してしまいました。

怒られたいのではない、
でも、普通 怒りそうな場面ですよね。

という生徒。
怒られたい人なんていない。
でも、怒られることに慣れてしまうと
怒られるかどうかで行動を判断するようになるんじゃないのか。 
怒られることに慣れると
怒られ方が上手になるだけで何のために話されるのか、まで思い当たらずに反省も何もなく 嵐がすぎるようにじっとすることばかりが訓練されるんじゃないか。

だから
「怒ったとて、」
怒って 言うことを聞かせたいとは思わない。
怒ったとて、話を受け入れる準備ができてない相手には響かない。

そもそも
怒る、ではなくて 
どんなメッセージを相手に伝えるのか 
そして、そのメッセージをどう受け止めてもらえるかが大事で、
そのメッセージに乗せる感情は怒りなのかもしれないけれど、受け止めた相手に残るものが「怒られた」だけでは失敗。

怒ることで行動を律するのではなくて
自分で考えられる、そんな人を育てるにはどうしたらいいのか。

私のやるべきことは目の前の生徒が教えてくれます。


あなたは怒った相手から何を学びますか?

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