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コーチの方が迷う、企業研修を設計するときのヒント 

いつもありがとうございます。

質問中心の研修(R)の
野原です。



普段、個人向けにマンツーマンで
コーチングをしている
【プロコーチ】の方から

【企業研修】についての
お悩み相談を受けました。


その方とのやりとりを公開することで
きっとより多くのコーチの方に
お役に立てるのではないかと思ったので
記事として書かせて頂きます。


※プライバシーに配慮して、多少内容を変更しています。


プロコーチの方が話して下さったことは
これでした。


「”個別”では自分の時間の切り売りになるので、
”1対多”というスタイルで
企業研修を始めました」



その方は
さらに続けて、、、


「企業研修を実際にやってみると
反応も良く、
次回のオーダーも
頂けるようになってきました」



「企業研修を設計するとき、
迷うことが、いくつかあるのです」



と具体的にお悩みを
話してくださいました。



結論から申し上げますと、

企業研修の設計は

”ゴールからの逆算”
行うのが鉄則です。


ゴールとは、

依頼者である
経営者さんが

「解消したい悩み」
「実現したい状態」のことです。




”ゴールからの逆算”の際に、

3つのポイントを意識して
研修設計をしてみて下さい。



<前提>

たとえば、リーダー経験のない人を
早期にリーダーにするための
リーダー育成研修の
オーダーを頂いたとします。



”ゴールからの逆算”で、
企業研修を設計するときの
【お悩み】と【解決のヒント】


【明確にする課題1】



どんな”知識”が必要なのか?



【解決策1】


リーダー経験のない人が、
リーダーになるとき、
どんな知識があれば良いのか?を明確にします。

最低限、必要な
リーダーとしての基礎知識を
提供する場を作ります。


これで企業研修に入れる
【講義】内容が決まります。

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【明確にする課題2】



どんな”気づき”を得てもらえば良いのか?


【解決策2】



”講義”を聞くだけでは、人は変わりません。

「あっ!こういうことか!」

と自分自身が気づくことで
”内面”から変化成長する度合いが上がります。

どんな”気づき”を得てもらえば良いのか?
これが明確になることで

研修に入れる【ワーク】内容が決まります。

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【お悩み3】



同じ職場のメンバーさんどうし
どんな”相互理解”が深まれば良いのか?

【解決策3】



仕事は1人でするのではなく、
組織で行います。

リーダーというステージに立ったとき、
同じ職場のメンバーさんどうし
どんなことについて
”相互理解”が深まれば良いのか?


これが明確になることで

研修に取り入れる、
グループディスカッションの
【テーマ(質問など)】が決まります。


※ ”相互理解”だけでなく、
  ”価値の生み出し”というケースもあります。

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今回は、
少し難しい内容だったかも
知れませんね。

(^^)


でも、

研修設計の経験を
重ねていけば
誰でも上達していきます。


基本は
とてもシンプルです。


すでに世の中に提供されている、
いろんな研修パッケージに
触れてみることでも

研修設計のコツが見えてきます。



近い将来のあなたが、、、

経営者さんのお悩みを聴くだけで

どんなコンテンツを
どんな順番で
組み立てていけばよいのかが

すぐに見えてくるようになれば

経営支援メニューは
無限大に生み出せます。

研修だけに限らず
コンサルティングコンテンツまでも。

(^^)



繰り返しますが、

基本は
とてもシンプルです。


今回の記事を
何度か読んでみて

理解を深めてみて下さいね。


引き続き応援しています。
(^^)



今回「前提」として書いた、、、

リーダー経験のない人を
早期にリーダーにするための

【リーダー育成研修】の
オーダーを頂いた場合、


すでに構築されている
このパッケージがお役に立つと思います。

↓↓↓

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リーダー育成研修
5回パック

----------------------------

講義が中心ではなく、
質問中心の研修(R)という
メソッドで構築されています。


そのエッセンスに触れることができるのは
この講座です。


よろしければ、
ご覧になってみてください。


多くのコーチ、士業などの
専門家の皆様が
受講して下さっています。


数か月間講座が
23期まで継続開催できているのは
多くのご支持を頂いているおかげです。


最後までお読み下さいまして
ありがとうございます。


質問中心の研修(R)
野原暢郎
(のはらひでお)


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