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個別指導のネット広告にある文言で気をつけるべきこと

こんにちは。
章憲です。

夏休みといえば=夏期講習というのが塾業界。

今ネットを開けば、大手塾は夏期講習の案内や
ここぞとばかり塾の広告を載せていますよね。

私も塾業いたのでよくわかるのですが、
成績を上げるには、丁寧な解説だけでは上がらないのです。

え、丁寧な解説だから成績が上がるんでしょ?
って普通は思いますよね。

もちろん丁寧な解説は必要です。

が、それをあたかも指導力があると謳っていることに
私は少し疑問を感じました。

そこでこんなキーワードを謳ってる、個別指導は要注意です。

・他の塾より成長させます!他塾より成績を上げる!
・成績保証!
・指導力や顧客満足度 No1!
・楽しい授業を意識!
・トップレベルの大学に通う大学生が在籍!

まず他塾より成長させる、成績を上げるって、どうやって数字を出せば良いのでしょうか。とういうか比較すること難しいですよね。
これはサービスを受ける側が感じ取ることであり、サービスを提供する側が言う内容ではないとのいということです。

同じく満足度No,1は何を持って満足度No,1なのかも曖昧で怪しいです。

楽しい授業を意識というのも、何を持って楽しい授業なのか、できるから楽しいのか、ただただ先生ギャクを連発するから楽しいのか。

そこらへんもしっかり見極める必要がありま。

トップレベルの大学に通う大学生が在籍。ここ、本当に注意が必要です。
なぜならば、トップレベルの大学に通う大学生だからこそ

勉強して当たり前でしょ?の感覚をもった先生が、多いからです。

私の実体験からトップレベルの大学に通う大学生でも以下は要注意。

・小学校受験でそのまま大学までエスカレーターで進学した先生
・幼いころから勉強するのが当たり前で、勉強すること自体が好きな先生

どちらの先生も、塾に来る子どもからすると、かなり異質だと思います。

先生を見極めるポイントは
苦労して試験を突破した経験を持っているかどうか、だけです。

そんな先生たちは口を揃えて
「地道にやり続けてると、スーと理解できる感覚が突然くる」と言います。

実は私もそうでした。きっと脳の回路が「ぷつ」っとつながる瞬間があり
繋がった瞬間、網羅的に情報が関連付けられそのような感覚になるんだと思っています。

もし、個別指導の体験に行けるのであれば、勉強で苦労された経験があるか
確認できると良いかもしれませんね。

ここから、私が考える「指導力」について書いてきます。

本当に指導力がある先生とはその子の課題を的確に把握でき
必要であれば、前学年から復習させることができる先生です。

そこから、あとは成績が上がるか、上がらないかは、勉強量だけ。
勉強の量を増やすため励ますだけです。

叱るとか怒るとかいりません。共感し、寄り添ってあげるだけです。

どんなにできない問題でも、一つ一つステップを踏んで解くことで
理解できるようになりますし、何度も書いたり、声に出すことを通じて
記憶の定着にもつながります。


そして、定着度合いを測るのが日本の試験問題です。
答えは人それぞれ!みたいな、哲学的な問題なんてありません。

また皆さんが気になる正しい勉強法。

正しい勉強法なんてものはありません。
シンプルに、できない問題だけをできるまで、声に出したり、書いたり何度も繰り返すだけです。

100歩譲って、もし自分に合った勉強法があるとしたら
どのタイミングでやるか程度。

朝やるか
夜やるか
学校でやるか
食事の前でやるか

もしかしたら、

「いやいや、私は見て覚え派です」
「私は聞いて覚える派です」

っていうも人いるかもしれません。

しかし、その方法で
試験で正しくアプトプットできる人は天才だと思ってください。
そのくらい、見るだけ聞くだけはイケてない勉強法なのです。

最後になりますが、大手になればなるほど、サービスの質にムラが出ないよう大人都合でサービスを提供して見えてなりません。

高い金額を払うなら、接客業ではなく、しっかり子どもの成績に
コミットしてほしいものですね。

今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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