無知
社会人になって、もうすぐ2ヶ月が経とうとしている。
少しは成長できているのか、大人に近づいているのか。
毎日、自分を見ているから、その変化になかなか気づかない。
なんてことない平凡な毎日を繰り返して繰り返して、その中には確かに、喜びや楽しみや期待もあるけれど、それらは仕方なくついてきたもののように感じることもある。
喜びたちの感情が中心にものごとが進んでいるのではなく、平凡の中の小さな部屋に、それらはぽつんと置いてあるような。
決して病んでいるわけでも、嘆いているわけでもない。
私の人生であれば、今この瞬間が、妥当であると思うし、これ以上の具体的な何かを求めているわけでもない。
それでも、だからこそ、希望みたいなものを
持ちたいと思ってしまう。
もっと何かになりたいな、何かを表現できるような人になりたいな、何か、何かばっかりを探して、手当たり次第触ってみて違くて、落ち込んで。
誰も正しい道なんて知らないし、答えばかり見ようとして、それまでの過程はすっ飛ばしている。
なんでもできるのは若いうちだけだよ。
若いうちっていつまでだろう。若いという名前の消費期限はいつだろう。
理想の中に閉じこもってばかりいないで、
現実の扉を無理矢理にでもこじ開けないといけない。
そこから、また私の理想ははじまる。
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