つねひごろ.2

お久しぶりの投稿となってしまいました。

ぼーっと何も気づかず、もしくは気づかないふりをして生きることは容易く、自分に言い訳をして守りに入ってしまう日々はもったいない、と最近思います。

積極的に、必死に、当事者意識を持って毎日を過ごしてみよう、が今の目標です。

ある小説から感化されました。
私はかなり影響を受けやすい人間です。

さて、今回も「ん〜面倒くさいな、みんなはどう思ってるのだろう」と思うことをつらつらと書いていきます。

稚拙な文章ですが、少しでも共感だったり意見をいただけますと、とても嬉しいです。


「何年生まれ?」
「何歳?」と人から聞かれると、いつも心が騒めく。

最初に伝えておかなければならないことがある。私は2000年1月生まれの23歳(2023年6月時点)ということ。

これがまた、ややこしい。

日本には、「早生まれ」という言葉が存在する。

年が明け、1月から3月(厳密には4月1日まで)生まれの方々を指す言葉。

1月を一年の始めとするならば、「早生まれ」の言葉に違和感を抱くことはないが、学校や会社では基本4月を始めとし、3月を終わりとするため、どちらかというと「遅生まれ」なのではと思うことが度々ある。

現に、1月以降に生まれた人たちは年を重ねるのが同級生に比べ遅い。

今となっては特に何も思わないが、学生の時は早く誕生日が来てほしいな〜と思っていた時期もあった。

おそらく日本の暦的に、ああだこうだがあって「早生まれ」に行き着いたのだろうが、社会人になった今、不便に思うことの方が多いというのは事実である。

大学4年生までは、学生の肩書きがあったため、何も気にせず、「何歳?」に対し「20歳、大学2年です」(やや、くどい言い方かもしれないが)と答えていた。

年齢よりも大学何年生と答える方が、相手と一番最短距離で話が通じると私は思っていた。

ただ、社会人になり、この手法が使えないとなると、難易度はグッと上がる。

以下は実際に社内であった会話である。
登場人物は私を含め3人。

Kさん:30歳手前の男性の先輩。
Mさん:私の一つ上の女性の先輩。
七:早生まれの私。

K「そういえば、Mさんと七さんって同い年?」
七「私は23歳です」
M「じゃあニ個下?私25歳だから」
七「あ、24歳の代です。なのでMさんの一つ下ですかね」
M「なるほど。え、何年生まれ?」
七「えーっと、2000年なんですけど、早生まれなので99年の代ですね」
M「あ、じゃあ一つ下だね」

これ。まさにこれ。1ターンで充分の会話が、無駄に伸びてしまっている感。

難しい。特に「何年生まれ?」は難易度の高い質問であると思う。

私はちょうど2000年生まれなのだが、同級生の大半は1999年生まれなので、「99年の代」と言わなければならない。

代って。なに。

ただ、「2000年生まれ」だけ伝えると、一つ下の世代と一緒だと思われてしまう。
それは間違った情報なので訂正しなければならない。

「2000年生まれです、早生まれなので99年の代ですけど」ここまでがワンセット。

「早生まれ」ということだけで、一言多く伝えなければならない面倒くさい作業。

これは「早生まれ」の宿命なのだろうか。

同じ早生まれの方々は「何年生まれ?」に対し、何と答えているのだろう。

ここで単純に疑問に思う人もいるかと思う。

普通に「99年生まれ」と答えればいいのでは、と。

確かにそうなのだが、それでは厳密にいうと嘘になってしまい、私の中の嘘発見器のセンサーが作動してしまうため、その手法は使うことができない。

それを踏まえた上で、最短距離の会話術を教えていただけると嬉しい。

色々文句のように述べているが、私は自分が1月生まれで良かったな〜と思っている。
同級生が年齢を重ねてから、私の誕生日が来るまで時間があるため、なんだか得をしている気分になるからだ。

私の同級生に4月1日生まれの人がいて、あと数時間生まれてくるのが遅かったら、同級生ではなく友達にもなっていなかったかもしれないと思うと、日々奇跡だな〜とは思う。
ただ、4月1日と4月2日が区切りとなる風習はいかがなものか、とも思ってしまう。





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